Episode 314 2度目の検査で気付くのです。
7月のアタマにWAIS-Ⅲを受けたのは、本当に突然のことでした。
いつものように「定例」で精神科に通院して…。
私が精神科に通院する理由は、以前にブログで指摘した通りコンディションを維持する「メンテナンス作業の一環」の意味合いが強くて、主治医との近状の確認作業をする場であったワケです。
そこで主治医から心理検査を勧められて…「時間ある?じゃ、やってみて」ってさ。
実は私、WAIS-Ⅲは2回目。
前回受けたのは5年くらい前のこと、諸事情で転院する前のことでした。
そこでの検査結果は基本的にクローズで、数字データは手元に残っていませんが、その時の心理士さんの説明をメモした内容を読み返して要点を書きだすと…
それで今回は…
何も変わってないんじゃないの?
要するに、耳からの情報は基本的に弱くて、必要な情報を聞き分けられないから聞き漏らしや聞き間違いが多い…つまり聴覚過敏/鈍麻があって、作動記憶が弱い。
目からの情報は基本的には強い、必要な情報をキチンと把握して順序立てて処理できるけれど、ちいさな違いに気が付けないから現場での修正が不安、だからこそ予定通りに物事を進めたい。
結果的に今回の心理検査は、「セカンドオピニオン」もまた同じ結果だった…と言うことなのでしょう。
数字上は97が最低の数値…でも、それは社会一般の平均のレベル。
言語性と動作性の数字自体のバランスも悪くない。
これだけ見れば、発達障害を疑うような数字ではない、でも…。
2回目の結果で発見したことは、「問題は、インプットとアウトプットのバランスが悪いこと」…ということです。
耳からの情報は言うに及ばず、目からの情報も細かな部分については見落としが多い…。
それくらい不安を抱えるインプットの存在が、アウトプット表現の自信の無さに繋がっているのような気がします。
表現したいことはいっぱいあるのに、入ってくる情報があいまいであるが故に、情報の発信にも自信がない…。
「それ、違うんじゃない」と言われることは、考え方に問題があるのではなくて、入力される情報の正確さが不足しているところに問題があるではないか…そう思えてきたのです。
あぁ、そうか…なんか納得。
1回では理解できないことも、2回目で理解できることがあるのだと実感。
この検査結果、さっそく今までの自分と照らし合わせてみようと思うのです。
旧ブログ アーカイブ 2019/7/25
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