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スキューバ・ダイビングのススメ🤿

スキューバ・ダイビング気になるな〜、けど周りに聞ける人いないし…とりあえずさくっと知りたい!という方へ書いています。

なぜ書いているかと言うと、私自身がライセンスを取ろうと思った時、ネットに情報が少なくて困ったからです。

え?令和だよ、ネット社会だよね?と思いましたか?

当時の私は散々ググりましたが、サイトによってライセンス取得にかかる費用が¥25,000〜¥100,000などと幅が広くて、どの情報を信用すべきか分からなくなりました。ライセンスの種類もよく分からないのに…( ;  ; )

幸いなことに、私の周囲にはライセンス取得者が数名いたので、彼らの情報を頼りに、ライセンス取得を決断しました。そんな私の体験談をありのまま書きます。スキューバダイビング気になってる方の参考になれば幸いです!

もし気になったらライセンス取得考えてみてくださいね!!!笑(めっちゃ布教したい欲が丸見え)

注意すべきは、値段設定や料金の内訳がスクールやショップによって大きく異なることです。絶対にご自身で直接情報を仕入れてからお決めになるのを強くオススメします!

では中身へ入っていきます!



<ライセンスとは何か?>

⑴無資格と有資格者の違いで考えてみる

まず最初の前提として、ライセンスを持っていなくてもスキューバ・ダイビングはできます。無資格者を対象とした観光目的の「体験ダイビング」というものがあるからです。

ではライセンスを持っていると何が良いかと言うと、有資格者を対象とした、いわゆる「ファンダイビング」に参加できます。ザックリ言ってしまうと、体験ダイビングより深いポイントや難易度の高いポイントで潜ることができます。大抵ファンダイビングに参加すると、資格(通称Cカード)の提示を要求されます。

⑵ライセンスの種類で見てみる

ライセンスと一言に言えども、様々な種類があります。注目すべきは「①発行団体」と「②レベル」です。

①発行団体

スキューバ・ダイビングのライセンスは、さまざまな運営団体でそれぞれに発行されています。ダイビングショップによって、どのライセンスを取得できるかは違います。

有名なところだと、
・PADI:アメリカ発でシェア世界最大。
・NAUI:アメリカ発。安全を重視。NASAやDISNEY WORLDで採用。
・BSAC:イギリス発。名誉総裁はウィリアム皇太子(2024年現在)。
等々です。この他にもたくさんあるようです。

②ライセンス(Cカード)のレベル

ライセンスと一言で言っても、レベルは様々です。団体によってライセンスの呼び方も異なります。

もの凄く端的に言い切ってしまうと、レベルが高い方が深いところへ潜れます。
※ちなみにCカードのCはcertificate(証明書)からきています。

とりあえず各団体の初級のライセンスを取得するところから始まります。初級さえ取ってしまえば、自分のレベルに応じたファンダイビングに参加できます。

<ライセンスを取得するか悩んでいる人へ>

まずはライセンス無しで「体験ダイビング」がおすすめです!

とりあえず一回スキューバ・ダイビングがどんなものか知りたいから体験したい、というのであれば、結論ライセンスは不要です。

「体験ダイビング」でググると、ライセンスを持たない初心者でも参加できる1回〜のツアーが色々出てきます。

※実際の内容は、都度ツアーの応募条件で確認してください。
※薬を常用したり持病があったりする方は、病院に確認するかツアー会社に問い合わせしてください。
※特に旅行先でツアーに参加される方は、減圧症を避けるためダイビング後18〜24時間程度は、飛行機に乗ったり登山したり気圧が変わる行為ができません。スケジュール組む時は注意くださいね!(ダイビング直前の飛行機移動は問題ありません。)

私が海外で体験ダイビングをした際は、
・ビーチの浅瀬でダイビング器材の最低限の使い方講習(約30分)
・ボートで深場まで移動し、魚の観察や餌やり(約40分)
と約半日コースでしたが、ほぼ丸一日使いました。

感覚で大体水深10mくらいまで潜ってたと思います。体験ダイビングでも十分楽しめます。というか、これが楽しかったのがきっかけでライセンスを取ろうと思いました。

体験ダイビングの良いところは、お客さんとして楽しむことに集中できるところです。重い器材の運搬などをインストラクターたちに任せることが出来ます。(ライセンス取ったら出来るだけ自分でできるようになりましょう!)

ただ、「耳抜きができない」や「閉所恐怖症」などがネックになり途中で上がってきた人もいました。向き不向きはやってみないと分からないので、悩んでいるなら一回挑戦してみてはいかがでしょうか?

ちなみに、私の母も一緒に体験ダイビングしました。うまく水中にに沈めないし海水飲むし、と散々だったらしいです。が、面倒見の良いインスタラクターさんがずっと紐で母を引っ張ってくれたので、魚が見れてまた行きたいくらい大満足だったそうです。(犬の散歩みたいでした…笑)

<ライセンス取得の流れ(私の場合)>

  1. 通えるダイビングショップを複数探す

  2. 実際にショップに話を聞いて金額等の情報収集

  3. 友人やネットの情報を照らしてショップを決める

  4. ショップと契約を結び、下記の通り講習に参加していく

ちなみに私が取得した資格がこちら↓

・団体: BSAC
・ライセンスレベル:
 初級 ocean diver(水深18mまで)
 中級 sports diver(水深30mまで)

※通常、初級や中級のような言い方はあまりしません。団体によって、オープンウォーターダイバーやスキューバダイバーなど表現が異なります。

<初級>の大抵のおおよその流れはおおよそ次の通りです。

  1. 学科学習4〜5時間

  2. プール実習1回

  3. 海でビーチダイビング4本(1日2本、計2日程度)

上記は私の場合で書いていますが、ネットで見ている感じだと他でも大きくは変わらないと思います。初級ならおそらくここまで終了です。

<中級>も取るなら、下記の通り追加で潜ります。
初級よりも深い場所で潜ることになります。なんてったって、30mまで潜れる資格なので!

  1. 海でビーチまたはボートダイビング計9本(1日2本〜3本、計2日程度)

私の場合、海のダイビング日程は連続しなくても大丈夫だったので、月一回、日帰り1日のペースでゆっくり通いました。中級を取得するまで海に潜ったのは通い始めてから合計4日間です。

ライセンスを取るだけなら初級のみで良いですが、どうせ潜るなら中級まで取っておく方が良いと言われて一気に取得しました。

内容としては、シュノーケルや酸素ボンベといった器材の使い方や脱着、潜行と上昇の方法とペース配分等です。知識として知っておくべきことを最低限叩き込まれます。実際に1人で器材を扱えるようになるには慣れが必要ですので、ライセンスを取った後も潜り続ける必要があるでしょう。

<ショップの選び方>

ダイビングショップを選んで、お金を持って突撃してください。
…と言っても、最初はちんぷんかんぷんなんではないでしょうか。

ということで、ダイビングショップ選びで重要になりそうなポイントを3つまとめておきます。

①どの団体の資格を取得するか

冒頭で説明した通り、発行団体は様々です。

有名どころであれば、正直どこで取得しても良いと思いますが、できるだけ知名度があるものが良いでしょう。

ダイビングショップで器材を借りたり、ファンダイブツアーに参加したりする際にライセンスを提示する必要が出てきます。その際に互換性を認めてもらえるようなものがいいと思われます。私がPADI のショップでBSACを提示した時は問題なくレンタル出来ました。

②地元で取得するか、リゾートで取得するか

ダイビングショップは大きく分けて2種類あります。

  • 都市型:駅近など、通いやすい。

  • リゾート地型:目の前が海、ビーチを持っている等。

私自身は、地元の通いやすい都市型のダイビングショップで取得しました。私が感じた都市型のメリットは、

  • 通いやすい

  • ビーチまでの送迎あり

  • 自分のペースで取得まで持っていける

といったところでしょうか。ショップによる部分もありますが。
駅近のダイビングショップから公共交通機関があまりないビーチ周辺まで送迎がありました。交通費は取られましたが、運転できない私は助かりました。費用については後述します。

もし交通費を抑えたいのであれば、リゾート地などビーチが近いところで、旅行のついでに合宿的に取る方法もあります。スケジュールが合うのであれば最短で且つ費用を抑えられる手段かと思います。
他にも合宿で実施しているショップもあるので、自分のスケジュールや費用に合ったものを探してみてください。

③トータルでかかる費用は見積もってもらってから!

ライセンスを取得するのは安くはありません。
平均や基準等も定められたものもありません。
これはロケーションによる交通費やショップのやり方で変わるため、致し方ない部分もあります。

ぼったくりではないかを確かめるために、内訳含めトータルでかかる費用を見積もってもらうことをオススメします。

ちなみに私は、別の大型都市型ショップでライセンスを取得した友人に相談したところ、私のショップは「安い!」と言われて取得を決断しました。加えて規模が小さかったので、インストラクターとうまくやれそうか見ていました。その一方、リゾート地でライセンスを取得した友人には「高い!」と言われています。

<いくら費用かかったの?>

ここが一番知りたいですよね??!
私は中級まで取得して、20万円行かないくらいでした。

  • 教材費

  • ログブック(ダイビングの内容を記録するもの)など消耗品代

  • 交通費

  • レンタル料

  • ライセンス申請料  …諸々込みで申し込みました。

追加でかかったのは、お昼ご飯や行き帰りのお菓子やジュース代程度だったかと思います。

色々書きましたが、大事なのは「あなたが納得してお金を払う価値を感じるか」だと思います。いくらライセンス取得費用が安いショップがあっても、そこへ通えないのでは意味がないですし、自分に合っていると感じるところを探せたらそれがきっとベストだと思います!!

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