ビジネスにおけるクローズドクエスチョン・オープンクエッション
こんばんは、ほたか(@hotaka_tajima)です。
今回は業務中にクローズドクエスチョンの重要さをとても感じたので、クローズドクエスチョン、さらにオープンクエッションについても同時にまとめたいと思います。僕を含めてほとんどの大学生は、この2つの使い分けが意外とできていなかったりすると思うので、よかったらお読みください。
クローズドクエスチョンとは
クローズドクエスチョンとは簡単にいうと、Yes / Noで答えられる質問のことです。 具体例をあげると、
とかです。これらの質問にはYes / No で答えることができますよね。二者択一によって素早く相手の答えを引き出すのがクローズドクエスチョンです。
オープンクエスチョンとは
では、反対にオープンクエスチョンとはどんなものなのでしょう。
オープンクエスチョンとはYes / No で解答できない質問のことです。基本的に5W1Hを使っていて、相手に答えを考えさせます。質問によっては硬直化した思考をほぐし、新たな気づきを生むきっかけともなることもあります。
例えば、以下のようになります。
ビジネスにおける2つの質問形式の使い分け
基本的にクローズドクエスチョンは、部下から上司に対して使うのがセオリーです。逆にオープンクエッションは上司から部下に使うことが多いです。部下から上司に質問する場合、上司に頭を使わせるような質問はとても失礼ですよね。例えば、
これでは、上司が頭を使ってこうした方がいいと考えなくてはいけません。上司からしたら「自分で考えてくれ」となりますよね。では、これをクローズドクエッションにしたらどうなるでしょうか。
これだと上司はもしあっているならYes。合っていないなら「2つ目はいらないかな。その代わりにこれ追加しといて」などと即座に答えられます。基本的に上司に頭を使わせるのは、とても失礼です。自分で考え、その解答を上司にチェックしてもらうといった感覚が大事なのではないでしょうか。逆にオープンクエッションは上司から部下に使うことが多いです。
こういった質問は部下にわざと頭を使わせるので育成の面でとても役立ちます。
自分はどうしたい?
これはリクルートでよく使われる言葉だそうです。提案や質問をする際にまず、自分はどうしたいのかを考える。この癖はつけておいて損はないかと思います。クローズドクエッションをするためには自分の考えを出さないといけません。上司に何かを聞く前にまずは自分で考える。これがとても重要です。「自分はこうしたい。これを実行してもいいですか?」くらいのマインドでいかなくてはいけないのです。
僕自身、上司やマネージャーに対して、オープンクエッションをしてしまったことが多々あります。
今考えると自分が恥ずかしくなります。こういった質問は基本的には上司にするものではありません。場合によってはお怒りを買うので、注意してください。(もちろん僕は経験済みですw)
おまけ 日常会話における2種類の質問
ここまでビジネスにおけるオープンクエッションとクローズドクエッションについてみてきました。ここからはおまけとして日常会話における2つの役割についてもまとめてみたいと思います。まず、クローズクエスチョンですが、デメリットはオープンクエスチョンに比べて会話が広がりにくいこと。
「ポケモン好き?」
「うん」
しかし、初対面の人との会話の場合には、有効です。相手が答えにくいオープンクエスチョンを使ってしまうと、気まずい雰囲気になってしまう可能性もあるので、初対面の際はクローズドクエスチョンで相手の興味・関心を探り、会話のきっかけを掴むことが大事です。
「ポケモン好き?」
「うん」
「あ、ポケモンの話なら一緒に盛り上がれそう...」
では次に、オープンクエスチョン。メリットからいうと、相手をより知ることができます。
「なんでポケモン好きなの?」
「昔お母さんが映画に連れてってくれてね。これこれこうで...」
デメリットは相手に対して心理的負担をかけてしまう可能性があるということ。場合によっては「馴れ馴れしい」と思われてしまったり、会話が弾まなかったりもします。(相手が考えている時間は沈黙になる)
「なんでポケモン好きなの?」
「なんで初対面なのにこんなこと聞いてくるんだろう...」
または
「うーん。なんでだろう。。。。。。(沈黙)」
オープンクエスチョンは相手によって信頼関係が必要になる可能性があるので、注意しましょう。
まとめ
今まで意識していなかったことなので、認識できると楽しいですよね。ビジネスだけでなく、恋愛などにも使えるので、もしよかったら活用してみてください。
では。
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