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自分に全く無縁な英語や古文の話をされても、関心は深まらない

前回の投稿で、英語の授業がつまらなかったことについて書きましたが、改めて英語の教科書って本当に面白くないですよね。アメリカかイギリスか分からない、自分とは全く関係のない街で、お祭りをしたりパーティーをしたり…。しかも、感謝祭なんて、日本では馴染みのないイベントばかり。こんな文章を読まされて、一体誰が英語に興味を持つことができるんでしょうか?
せめて、今の日本の政治や経済状況を英語で書いたり、今人気のアメリカの野球やアメフト、バスケットボールについて書いたりする方が、私たちだって英語をもっと深く理解できるはずです。それすらやらないのは、英語嫌いを増やそうとしているとしか思えません。
古文だって同じですよね。源氏物語や枕草子も学ぶ必要があるでしょうが、結局は自分とは関係のない1000年前のエッセイや恋愛小説を読まされても、ワクワク感は沸きません。これが現代の私たちとどう繋がっているのか、例えば「女性活躍」の観点から、あるいは小説としてのプロットや構成の話を絡めて教えてくれれば、過去の遺物だなんて思わずに済むのに。そうすれば、古文がもっと身近に感じられて、受験勉強のためだけでなく、本当の古文の基礎を学んでいるんだと実感できるはずです。
幸い、今は昔に比べて、少しは改善されていると子どもから聞いたので安心しました。

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