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オワコンのままで終わるな百貨店

「オワコン」という言葉、耳にするたびに心が重くなります。かつて私が青春を捧げた百貨店が、そう呼ばれる現状を見るのは本当につらいです。
隣の県ではすでに撤退や倒産が相次ぎ、私たちの店もいつまで続くのか、正直不安です。ネット通販の便利さや価格競争には、もはや太刀打ちできないのかもしれません。それでも、このまま諦めていいのか、という思いが消えません。
私がいた頃は、待遇も業績も決して良いとは言えませんでした。それでも「平成不況なんて、きっとすぐに終わる」と、どこか楽観視していた自分がいます。それが甘かったと、今になって痛感しています。
お金がなくてもできることはたくさんあります。SNSを活用した情報発信や、他にはないような居心地の良さ、百貨店ならではの品揃え…。これらを追求すれば、お客様に再び足を運んでいただけるはずです。
百貨店には、ネットやアウトレットでは味わえない魅力がたくさんあります。その魅力を最大限に引き出し、他の追随を許さないような存在になってほしいと願っています。
また、私がいた頃に比べると、働く方々の待遇も大幅に改善されているといいのですが。

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