新聞社は生き残れる。地元に向き合おう

私が大学生の頃は、マスコミ、特に新聞社が花形の職業の一つでしたよね。倍率もすごく高くて、地元の新聞社はもちろん、全国の新聞社にもたくさん応募したけれど、なかなか内定をもらえなくて。新聞社って、私にとっては高嶺の花のような存在でした。

それが今では、新聞の売上が落ち込んで、業態転換を迫られているだけでなく、地方都市も全国紙も関係なく、人員削減が相次いでいるなんて、本当に残念です。

理由はよく分かります。新聞を取ってくれる人が減って、宅配制度も厳しくなって、収入が減ってしまったのでしょう。新聞をネットに移行するといっても、紙の新聞のような収益は得られないでしょうしね。

昔のように、一部のエリートが安定して働ける企業というイメージは、もう昔の話。これからは新しいビジネスモデルを探さなければいけません。

でも、地方の情報をいち早く知るには、やっぱり地元の新聞社が大切だと思うんです。中央の政治や経済の記事は通信社が配信するけれど、それを地域の視点で分析して、分かりやすく伝えるのは、地元の新聞社の役割だと思うんです。

一般の人には分かりにくいかもしれないけれど、中央のニュースと地方のニュースは、明確に分けるべきなんです。地方の新聞は、地方のニュースをしっかりと伝えつつ、中央のニュースを地域の視点で解説する。そんな役割を担うべきだと思います。

これからも、新聞がその役割を果たし続けてくれることを心から願っています。

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