見出し画像

ブルマも管理職も罰ゲーム

私たちが子供の頃は、体操着と言えばブルマーでしたよね。元々は女性が動きやすいようにと考案された、ある意味女性解放の象徴だったんです。当時はそれが当たり前で、ブルマーを穿いている女の子の姿はいたるところで見られました。ちょっと下着っぽいと感じる人もいるかもしれませんが、私たちにとってはごく自然なものでした。

ところが、私たちが社会人になる頃には、ブルマーはだんだん見かけなくなっていきました。そして、ハーフパンツに変わってしまったんです。それだけじゃなく、ブルマーはだんだんイメージが悪くなって、いかがわしいものと結びつけられるようになってしまいました。HKT48のイベントで罰ゲームに使われたなんて、本当に残念です。

それと似たようなことが、管理職にも起こっています。昔は、管理職に昇進できるなんて名誉なことでした。断るなんて考えも浮かびませんでした。ところが今は、仕事がきついだとか、給料に見合わないだとか、家庭を優先したいだとか、さまざまな理由で管理職を敬遠する人が増えています。中には、自ら降格を申し出る人もいるなんて、考えられません。

ブルマーも管理職も、昔は憧れの対象だったのに、今は罰ゲームみたいになってしまって。時代とともに価値観ってこんなに変わるものなんですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?