続・続・ホーリーランドを読んでヤンキーに戦いを挑んだ話
こんにちは。ゆたんぽです。
この話をなぜか3回に分けてしまい完結編です。
前回、前々回の記事をご覧になっていない方はそちらもぜひ読んでみてください。
ホーリーランドを読んで『対角線の腕掴み』をマスターしたスレ主。
しかし対戦相手の『D』はホーリーランドの中で戦ってはいけないといわれる柔道家。
しかもブレザーを脱ぎ捨て半袖になってしまい、掴む場所もなくなってしまいます。
スレ主は
「…なぁ…お前…上着着ないの?」
と聞きます。
しかし『D』はすでにエキサイトしており、
「ああ?別に関係ね~だろ~が」
と聞く耳を持ちません。
スレ主は
「寒くないのか?」や「そのままだとすりむくかもしれないぞ」と相手を気遣うふりをしてブレザーを着せようとしますが失敗してしまいます。
スレ主は覚悟を決めます。
奇声をあげながら突進し、手首を掴みますが、『D』は膝車の技を使ってスレ主を払います。
地面におもいっきり転んだスレ主は息ができず、『D』に休んでいいぞとおちょくられますが、お言葉に甘えて1分間休憩しました。
再度スレ主は突進しますが、『D』は油断していたのか上手く倒すことができました。
千載一遇のチャンス。
スレ主は追撃にパンチを繰り出そうとしますが、手首をひねられラリアットをされて倒されるということを繰り返されます。
一気にピンチに陥ったスレ主度重なる手首の痛みに耐えかねて泣こうとしました。
その瞬間『D』は
「もう疲れたよ。やめにしようぜ」
と言いました。
助かった喜びからスレ主は大声をあげて泣いてしまい、それを見たギャラリーは大いにスレ主を笑います。
それを見て『D』は
「次はお前が俺とやるか?」
と凄みギャラリーを黙らせます。
そしてギャラリーが去ったあとも『D』とその取り巻きは残ってくれました。
『D』は
「なんで喧嘩なんか売ったんだ?」
と質問をし、スレ主は素直に
「ホーリーランドを読んで強くなった気がして喧嘩を売った」
と答えます。
『D』は大いに笑い、
「俺らもバカだけどお前のバカはベクトルが違う。おもしれぇ」
といい、その日からスレ主と『D』は友達になりました。
拳を合わせたもの同士がその後友達や仲間になるということは漫画の世界だけでなく実際にあるんですね。
ホーリーランドを読んでみようと思うきっかけになった話でした。
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