死霊館シリーズを久しぶりにもう一回見た

風邪気味で家で安静にしてたので久しぶりに死霊館シリーズ見直した。
死霊館のペロン一家のファーストインパクトが怖くてなかなか見直せなかったけど、久しぶりにエンフィールド事件見直したら普通に良い話で感動した!

イギリスのエンフィールドに住むシングルマザーと子供たちが住む古びたホジソン家がとにかくジメッとしてて小汚くて、それが怪現象が大暴れする舞台装置として良い感じのスパイスになっている。

ビル・ウィルキンスがかつて座っていた皮椅子とその後ろのボロボロに剥がれた壁紙なんかも良い味出してた。洗濯機のある地下室なんか汚水が溢れかえってて、なんじゃこれもはやこの家住めんのか?ってくらいジメジメしてて湿度がえげつない。

私の好きなThe Nunシリーズのシスターヴァラクもこの時登場してたのを思い出した。そういえばこの時が初登場か。なかなかヘビーな存在感を放っていた。やっぱりヴァラクさんパネエ〜。

お爺のビルに操られて気味悪がられて孤立してしまう女の子、ジャネットが可哀想だった😢
だけどウォーレン夫婦が調査に来て、ブランコに乗ってしょげてるジャネットをロレインが励ましてあげてるシーンはグッときた。

周りがインチキ呼ばわりして去っていくなか、でロレインとエドは最後までジャネットを信じて彼女たちを救おうと奮闘してたし、ロレインがエドの死亡フラグ(予知夢)を回避したのは凄いなと思った。人情で救う熱い映画だと思う。

へそ曲がり男とか壁にヒビが入る演出は前作の2013よりCGっぽさが増してるけど💦十字架が逆さまになってシスターヴァラクが現れるシーンはめっちゃかっこよかった。

最後のシスターヴァラクとの対決で家がバキバキに破壊されてくのも見応えあったし、名前を呼んでコントロールするエクソシズム的展開も熱かった。エクソシストとしてのバディの連携もお見事だった。

家のドアが悪魔パワーでロックされて開かないからって、わざわざ水没した地下室から侵入するのは、俳優さん的にも大変だったと思う😂私ならあんなカビだらけのジメジメしたベースメント、絶対入りたくない〜。

2013年の死霊館も数年ぶりに恐る恐る見返したら、1stだけにやっぱりめっちゃ良かった。アメリカンホラーでよくある床がギシギシと軋んだ田舎の家、ホラー定番の地下室も登場するし、古い家具、そしてクローゼットが良い味出してた。古き良きアメリカンホラーが堪能できた。
地下室のピアノの不協和音とか、クローゼットの暗闇からヌッと出てくるハンドクラップとか、初見で見た時はちびるほど怖かった。二回目の今回は若干うとうとしたけど最後のバスシーバとのエクソシズムは胸熱展開だった。
憑依された母のにゃぁああああーーー!(絶叫)の暴れっぷりとか椅子に縛られながら宙吊りになったりとか物理的にものが飛び交ったりとか、怒涛の悪魔パワー全開で眠気が吹き飛んだ。ウォーレン夫婦のバディとしての連携っぷりも良かった。

浜辺に遊びに行ったのを思い出して!ってロレインが呼びかけて愛を思い出して母親が自分を取り戻すシーンはホロっとした。エイプリルまじで天使やった👼

ヴァチカンのエクソシストも最後の怒涛の展開は激しくて見応えあったし、悪魔祓い系映画ってけっこう熱い情熱寄りの映画なのかも!
エンディングは相変わらずおどろおどろしくて怖かった。というかエンディングが一番怖いかも😱

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集