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経営3資源「ヒト、モノ、カネ」    最初に「ヒト」

 景気回復もあって、日本全体が人手不足と言われてます。農協組織の場合は、アベノミクスが始まった頃より一般企業との新卒採用競争に遅れている状況が続いています。コロナ後は、更に離された。

 日本が人手不足に直面することは、前々から分かってた。
 第2次ベビーブームの頃の1974年生まれ(およそ50歳)は200万人。今の20歳の2004年生まれは111万人(この数字はその後更に減っていく)。

 毎年約15万人が全国各地の有名企業に採用されますので、残りを全国の企業で取り合ってる。
 これまで通りの採用方法では上手く行きません。農協組織が採用競争に遅れている原因でもあります。

 採用方法だけではありません。賃金や労働条件もこれまで通りでは人材は定着しないし、放置すれば流出していきます。ヨソの方が条件が良いのですから。

 いわゆる、経営3資源。
 「ヒト、モノ、カネ」を指しますが、一番最初が「ヒト」。一番大事なのは「働いてくれる労働者」なのです。

 このことを労使共通の意識へと醸成させていきます。

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