衆知を集め、主座を保つ
各支部の定期大会がほぼ終了。福岡県農協労働組合の新年度がスタートします。
先ずは秋季・年末闘争です。労働条件等の秋季要求と年末一時金の要求づくりに取り組むことなります。
福岡県農協労働組合は、約20年前から秋季段階で「職場点検活動」をおこなっています。
新体制となった労組役員が各職場を巡回して、顔合わせや各職場からの意見を尋ねて、「現場の声」を反映した具体的な秋季要求づくりを心掛けます。
特に農協では総合事業の為、担当業務ごとに様々な意見が有ります。場合によっては、意見がぶつかることもあります。こうした時に組織のリーダーとなる、労組役員の役割りが重要となります。
松下幸之助氏は「衆知を集め、主座を保つ」と述べられています。
「先ずは仲間の声を聴く。そして組織としてキチンと行動する」となるでしょうか。労働組合の原点を指す言葉、そして要求実現への言葉です。
運動の前進を目指して、新年度の活動をスタートします。