03 ノンセクシャルと向き合いたい

タイトルにある通り、今日は自分の性自認についてです。
私は約1か月前に自分はノンセクシャルではないかと
自認しました。


1.アセクシャルとは


共通認識のため、まずアセクシャルについて書きます。
海外と日本で名前と意味合いのニュアンスが異なっているようなので
日本に合わせたいと思います。
また一口にアセクシャルといっても100人いれば100通りの
タイプの方がいるため一様に括ることができないです。

端的に言うと、アセクシャルは
他者に対して性的欲求・恋愛感情を抱かない
セクシュアリティのことです。

そのアセクシャルの中で
恋愛感情、性的欲求ともにない方を
アロマンティックアセクシャル、

恋愛感情はあるが、性的欲求がない方を
ノンセクシャル と呼ぶそうです。
(勉強不足で間違っていたらすみません。)

自己分析の結果、私はノンセクシャルのようです。

2.ノンセクシャルと自認したきっかけ

『虎に翼』を手掛けた吉田恵里香さん脚本のNHKドラマ『恋せぬふたり』を見たことがきっかけです。高橋一生さん演じる高橋羽と岸井ゆきのさん演じる兒玉咲子はアロマンティック・アセクシュアル。2人は「恋愛感情を持たない家族」として同棲をはじめて…、という内容です。
衝撃でした。自分と同じようにどうしてキスをするのか、性行為をするのか分からない人がいたから。そして2人の姿はまっすぐで、私は孤独な人間でないことを知ることができて、素直に嬉しかったんです。そこから文献や本を読みノンセクシャルの自認にいきつきました。

3.過去の恋愛

以前付き合っていた方(交際期間2年)と手をつなぐことしかできませんでした。大学生という年齢にもかかわらず、ハグをすることもキスをすることもできませんでした。相手のことはとても好きなのに、一定の距離を超え近づかれると体が、心がざわざわしてしまうのです。相手の方はなんとなく察し、体に触れることもそのことを話題にすることも避けてくれていました。しかし将来の事を話したり、公園で遊ぶ子供たちを愛おしそうに見つめたりしている彼を見て、罪悪感に押しつぶされそうでした。彼は子供がとても好きなようでした。私自身もいつかは結婚して子供が欲しいと思っていました。しかし今のハグをすることも出来ない状態では結婚する以前の問題。彼の大事な時間とその先の未来を奪ってしまうという不安と恐怖で、別れを告げました。
その当時はまだ自分がノンセクシャルと自認しておらず、周りはどんどん経験していく焦りとどうしようもないやるせなさで胸がいっぱいでした。

4.ノンセクシャルだけれど、誰かといたいジレンマ

性的感情はありませんが、誰かと一緒に生きていきたいと思います。なんなら子供も欲しいと思ってしまいます。最大の矛盾であることは、自分が1番分かっているのですが、それでも、それでも誰かと毎日を歩みたい。しかし恋愛感情を持ち込めば、性的関係になってしまう。苦しいけれど、向き合っていくしかない。自分なりにまた考えてみます。

長文、乱文すみません。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。


                               ふたば

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