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アンコールワット遺跡群の旅①

そういえば行ってきたんですアンコールワットに。とてもよかったのですが、同行者の風邪をもろにくらい1ヶ月以上経ったのに副鼻腔炎がいまだに治りません。マジで最悪。
観光自体は非常にすばらしく、蚊がものすごい以外はとてもよい環境でした。シンガポールからいったわれわれでさえヒーヒー言うくらいめっちゃ暑かったのでこの時期(3月後半以降)はやめた方がいいだろうね。ごはんもおいしいし、お腹も壊さないし、USD使えるし、もちろん英語も通じます。というか、われわれよりもめちゃくちゃ上手でした。

今回は滞在時間48時間を切った2泊3日の弾丸ツアーです。今回はSQにてアンコールワットに程近いシェムリアップ空港へ。空港から市街地までは20分くらいでかなり近くて便利なのですが、遺跡が近すぎて大型機が着陸できないらしく、もうすぐ市街地から1時間くらい離れたところに新空港ができるそうな。ちょっと残念。でも、日本からも直行便が出るんじゃないかな?との期待もあるらしい。
で、空港に着いたら飛行機から地上に降りて徒歩で入国へ向かう。バスに乗るわけでもなく、あのうぃーんていう通路を歩くわけでもなく、屋外の地上を徒歩移動。なかなかびっくりしたね。

飛行機を降りて入国へ

入国審査前にオンアライバルビザを取得しなくてはなりません。案内にそっていけばわかりますが、現金しか使えないので注意です。順番としては、飛行機を降りて建物に向かう→オンアライバルビザ支払→受け取り→入国審査→荷物受け取り→外へ、という感じ。街中へは、空港タクシーを利用しました。予約もせずにそのまま窓口に行き、ホテル名を言う。片道10USD。そして、ここでまさかの1日貸し切りタクシーがめちゃ安いことを知る。たしか1日50USDとかそんなんだったきがする。当日予約も可能のようだったので、日本語ガイドさん不要ならこちらがおすすめ。

そんなこんなでホテル到着。今回は、パークハイアットです。ベッドがせまい以外は非常に満足。

お部屋 ベッドがうちより激狭
というか、小学生時代よりせまい
レセプションです
おしゃれー

荷物をおいて、ランチを食べに街へ。ホテルが繁華街に近いので非常に便利でした。ランチはMalis Restaurant クメール料理のレストランです。カンボジアは生胡椒が有名らしく、生胡椒とホタテの前菜やら竹の子のスープやらをいただきました。正直めちゃくちゃおいしいって感じではなかったですが、部下のベトナム人がめちゃ好きそうな味でした。

ほたてと生胡椒
竹の子スープ

のんびりランチをしていたので、午後のツアーの集合時間に遅れる。ガイドさん、ごめんなさい。ちょいと遅れて、ツアー開始。すこし離れたところにあるベンメリアという遺跡に向かいました。ガイドさんにカンボジアの話を聞きながら1時間程度車に乗って移動。プライベートツアーで、お水やら冷たいおしぼりやら日本語ペラペラガイドさんとドライバーさん2名体制、ひとり120USDだったかな?高いけど満足度が高いし、はじめてのカンボジアだったので非常に勉強になりました。
このベンメリアという遺跡は、未修復の遺跡でラピュタ?の世界と言われているらしい。雨季には苔が生えて非常に美しいそうです。

参道の正面
回廊かな?

写真でみるとただのボロボロな石のかたまりなのですが、実際にみるとすごく感動します。行ってよかったと思ったし、もうこれでカンボジア満足だわ!と思うくらいでした。
あと、ここのトイレはものすごくきれい。というか、遺跡付近は何処のトイレもめちゃくちゃきれいでした。
ここもアンコールワット、アンコールトムとか他の遺跡もおなじなのだが、仏像などの首から上が切り取られていたものが多々ありました。みんなタイで売られてしまったらしいのですが、非常に悲しいですね。文化財は世界の宝だと思うのです。文化財を守るためにも国民の生活を守らねばならないのだなぁとあらためて思いました。

しかし、めちゃんこ暑い。スーパー暑い。1時間以上遺跡内を歩いて車にもどったときにはへとへとで、冷たいおしぼりがありがたかったです。この時点で、翌日のアンコール遺跡群10時間なんて絶対無理だと思った。夕日はあきらめてスパ行こうと心に決めた。
また来た道をもどりながら、カンボジアの話をいろいろときく。カンボジア人はベトナムとかタイがきらい、とかプノンペンはまだまだ治安が悪いから気を付けなさい、とかシェムリアップは夜でも出歩いて大丈夫だよ、とかいろいろと聞く。カンボジアというとポル・ポト派と地雷のイメージだったけど、地雷も一部国境地域をのぞきほとんど撤去されたらしく、だいぶイメージもかわりました。ガイドさんは銚子と岡山で働いていたらしくて、日本の話も結構しました。はじめて地震の揺れを感じたときにめちゃ怖かったこととか、銚子のお魚がめちゃおいしかった話とかおもしろかったな。

ホテルについて一休みしてから夕食へ。
最初ガイドブックに載っていた胡椒料理のお店に行ったのだが廃業していた。やはりコロナ以降はいろいろと難しいですね。みなさんもご注意を。
このあとどうしても炭酸水が飲みたくてホテルへの帰り道でスーパーに立ち寄る。ちょろちょろしながらガイドブックに載っていないあたらしめなスーパーに入って、炭酸水とお土産になりそうなビールやらチョコレートを購入。デザートにマンゴーも。

おしゃれチョコレート 4USD弱

ホテルにもどり荷物をおいて、再度夕食会場のの選定。営業しているか不安なので、ホテルに確認と予約をしてもらいました。今回ははじめてのトゥクトゥクで。ホテルで呼んでもらい、乗ったら足下に蚊が大量にいた!泣きそうになりながら虫除けを撒きまくる。どうにかみえなくなったけど、不安が消えない…。10分程度でレストランへ。Sugar palmというクメール伝統料理のお店。ここは、安くてめちゃおいしかった!ひとり30USDでお腹いっぱい。でも、ついに足を蚊に刺された。遺跡には蚊がいないのだが、ホテルも含め街中は本当にダメ。虫除けをもって歩くしかないです。

イカの生胡椒炒め、茄子の挽き肉かけ、
ごはん、チキンアモック

味付けは全体的にちょっと甘めなのですが、おいしかったです。とくにチキンアモックとポメロサラダが気に入りました。食べられなかった料理もあったので、また翌日も来たいなぁと話していたのですが、蚊に刺されたので断念。虫問題はなかなか乗り越えられないです。かえりはGrabでホテルにかえりました。シンガポールのIDのままで普通に使えたので便利でした。

さすがにつかれたので、ホテルにかえりシャワーを浴びて、就寝しました。やっぱりベッドがせまい。同行者と手足がぶつかるレベル。寝相悪くしないように注意しつつ、ぐっすり眠りました。

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