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なぜ、hostel DENはフードトラックにこだわるのか
<Hostel Style編集部より> 『ホステルだから』ではなく、『ホステルなのに』をテーマにしたマガジンです。なぜ、hostel DENは〇〇な取り組みをしているのか、を様々な切り口で書いていきます。
hostel DENは、2020年2月から日替わりフードトラックによるフードサービスをスタートしました。なぜ、フードトラックを選び、どのような取り組みを行っていて、今後どのような展開を考えているのかを紹介していきます。
PORTEとの共同プロジェクト
厳密に言うと、hostel DENが運営しているのではなく、フードクリエイター集団のPORTEとのフードトラックプロジェクトになります。
PORTEのミッション
PORTEのミッションは、地域と食の未来をひらく扉となること。
それは都市と地域をつなげることであり、人と人が「食」を通してつながること。
思いのこもった食材や、心あるフードクリエイターが集まることで産まれる「美しい混沌」は人々の生活を豊かにし、新しい発想や革新を産み出します。
マルシェやフードトラックから届ける想いは、世代や場所を超え、沢山のひろがりと可能性をみつけるでしょう。山の向こうを想ったり、海の向こうを想い、生産者とフードクリエイターがきちんと評価されるような社会を実現させます。
一人でも多くの人が自分の仕事に誇りや夢を持ち、一人でも多くの人が次世代に文化や伝統を受け継ぎ、一人でも多くの人が笑顔になれる社会を目指します。
「食」を通して新しい扉を開く、そしてまた次の新しい扉へ。
フードトラックを誘致する3つの理由
なぜ、hostel DENはフードトラックをやるのか、に対する回答としては
『地域の人たちと接点を作りたかった』です。残念ながらhostel DENでは、飲食店許可を取ることができない構造となっています。
なので、飲食の提供をしようとしても法律的にできないことになります。しかし、飲食店許可の営業がすでに取れているフードトラックを誘致することで、様々なお客さんに飲食を提供することを可能にします。
フードトラックを誘致する理由は、大きく分けて3つあります。
1. 働くスタッフに喜んでもらいたい
(ハラールのフードトラックもあるためムスリムの方も安心)
ゲストハウスやホステルには、カフェラウンジが併設されていることが多いです。併設されているところは、従業員のために「まかない飯」などが福利厚生として、ご飯が食べられたりします。hostel DENでは、まかない飯の代わりに出来立てのおいしいフードが日替わりで食べることができる、という福利厚生を考えました。
2. 宿泊者に喜んでもらいたい
働くスタッフと同様に、宿泊者にも日本のおいしい日替わりフードトラックを楽しんでもらえるように、館内にも日替わりカレンダーを用意しています。
3. 地域の人たちに喜んでもらいたい
『地域の人たちと接点を作りたかった』
これが一番の目的です。宿だけではどうしても地域住民の方が利用することはほとんどありませんが、『食』が『宿』にくっつくだけでも、多くの地域の人たちにhostel DENを知ってもらえる良い機会になります。
これから、地域の人たちに愛されるホステルを目指すためにも、コツコツと地域に根差した取り組みを行っていきたいと思います。
フードトラックの紹介
1. Hamid kitchen(アラビアンカリー) *ハラール対応
3児の父で、中東料理のスペシャリストであるHamidシェフがお送りするハラル対応のアラビアン料理です。自家製のファラフェルやワッフルなどもご用意。
5ヶ国語を話せるHamid氏。元ホテルマンという経歴もありスマートで陽気な接客が本当に楽しい時間を作ってくれます。
2. holataco(タコライス)
¡holataco!はカスタムできる東京生まれのタコライスです。オリジナルタコライスにお好きなトッピングを追加して、自分好みのタコライスを作ることができます。
instagram:@holataco_11
3. pakupakuぱん工房
Paku Paku ぱん工房は、東京の西側、自然豊かな立川市にあります。小さな緑色の古民家を工房にかまえ、仕入れから、仕込み、製造、接客までを1人で行う小さなパン屋です。
パン生地は国産小麦100%。玉子不使用、糖分、油脂分は最小限におさえて作る製法でカラダに優しいオリジナルなパンを作っています。そして、パンに使用する野菜やフルーツは、地元立川産をメインに各地から取り寄せた有機栽培などを使用。時には自分の手で野菜を育て、自らフルーツの収獲にいき、その時々の素材、配合、製法でパン作りをしています。
食べる人の身体のことを一番に想うPaku Pakuのパン達を、ぜひ味わっていただけたらと思います。
instagram:@pakupaku.bread
*現在は、コロナの影響で緊急事態宣言下は、フードトラック 営業を一旦停止しております
こうして、いろんなフードトラックのオーナーさん達とも関わりができて、食に関する知識も増えていき、最近ではhostel DENでマルシェのようなことも挑戦してみたいというように思いました。今は、コロナの影響で食に偏りが出たり、健康的なフードが求められている、という声も聞きますので、hostel DENから地域の人たちの健康を支えられるような取り組みも妄想しています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。最後に、「スキ」ボタンを押していただけると、とても嬉しいです。フォローまでしていただけると、hostel DENスタッフ一同泣いて喜びます。
PORTE代表の森澤さんもNOTEを書いていますので、ぜひ覗いて見てください。
< Hostel Style 編集部より>
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