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ジャケ買いって人生の最高の贅沢のような気がする。

パケ買い

SNSや、リアルでも 今でもよく耳にする言葉があります。

「このお菓子の箱、可愛くてパケ買いしちゃった」

「このファンデーションの限定ケース、パケ買いしちゃうよね」

パケ買い。 パッケージ買いのこと。
つまり、中身よりも 箱や袋、包装などのイラストや色合いに惹かれて購入ふるということですね。

かくいう私も、いわゆる【期間限定】とか 【店舗限定】という言葉には弱いので、
いつも買っているメーカーやブランドのものが 普段とは異なるパッケージだったり、好きなキャラクターとコラボのものだとつい買ってしまうことがたまにあったりはします。

ただ、私の場合は、以前から使っているものだったり、飲食したことのある【愛用品】に関して、ですかね。

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もはや死語?でも 未だにジャケ買い派なんだけれど...

けれど、そんな私でも 、
あるものに関しては 全く知らないジャンルや、知らない人が作ったものでも、ジャケットみただけで買ってしまう、ということが10代のころから数多くあります。

今は死語と化しているような言葉だから、
ある程度若い人にはピンと来ないかもしれませんね...

ジャケ買い、CDやレコードの ジャケット買い です。

友人と以前話したのですが ジャケ買いが死語となり、パケ買いになったんじゃないの? という人もいました。

また、ジャケ買いとパケ買いはそもそも違うでしょ、と語っていた人もいたっけ。

それについては、私もいまだにわからないです。

ただ、言えることは、私自身もここ何年かジャケ買いをする機会がかなり減ったということです。

理由として まず1つは
沿線のCDショップがいくつも閉店したこと。

→これは単純に生活圏にCDショップがなくなると、CDを買う、予約するとなった時には
足を伸ばさないといけない。
それかもしくは、大手CDショップのオンラインに頼るということも。

そしてここ2年ほどに関して言えば
コロナの影響であることが否めません。

→これは一番大きいかもしれません。
単純に、遠くてもお店へ行く、ということがほぼなくなってしまったためです。
なのでコロナ以降はやはりオンラインか配信ばかりになっていますね。

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出会ってしまった "歌姫"のジャケット

 そんな私がこれまで数々ジャケ買いしてきた中でも、
忘れられない 「私のジャケ買いベスト10」いや、
「私のジャケ買いベスト3」でもおそらく1,2を争うくらい、
ジャケットの写真の美しさに一目惚れして即買ったアルバムがあります。

学生時代、 ハンバーガーショップに勤める前の 半年ほど 勤めていた
地元の商店街の小さなレコード・CD屋さんでのことでした。

ちょうど新譜入荷のレコード・CDを整理して棚に並べていたとき、
ふとそのアルバムに目が留まりました。

「綺麗...」

思わず声に出すほどうっとりしていたら
社員のお姉さんが

「確かに綺麗!あ、デモ(販促用)CD聴いてみる?」
って言ってくれたんですよね。

この時はジャケットしか見てなくて、
アルバムタイトルもアーティスト名も確認していないのに。
このアルバムは視聴しなくても絶対気に入る自信がなぜかありました。

バイト帰りに買って、わくわくしながら自転車で帰る。

晩御飯を慌てて食べて、コンポで聴くと、一曲めからひきこまれた。

あのときめきを信じてよかった。

そのくらい気に入ったアルバムです。

アルバム名は 1992年発売の Diva|ディーヴァ。
アーティストは Annie Lennox |アニー・レノックス です。

そんな訳で、今日は、 私が 過去ジャケ買いした中でも 大好きな一枚 ディーヴァから
二曲 紹介します。

その前に、アニー・レノックスといえば、のちょっと説明も(^_^ゞ

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"男装の麗人"だった Eurythmics|ユーリズミックス時代

アニー・レノックスというと Eurythmics|ユーリズミックスの頃のイメージが強いかと思います。

私もやはり覚えていますが、綺麗でなおかつクール、スタイリッシュなんですよね。

それでいて本当に声がのびやかで。

私はやはり一曲あえて選ぶなら
Street Dreams にしました。

イントロからカッコいいんですけど!(*^^*)

もう本当にアニーかっこよくて憧れました。

世界観はなんとなくダークっぽくもあり。
歌詞も確かにダークよりですよね

他人を利用したい人がいるように
そうされるのが好きな人もいる
ひどいことをしたがる人と同じて
そうされるのが好きな人もいるの
これがあったら夢がかなうのよ
そう言うんだからそうなんでしょう
違うなんて言えないよ
世界中旅をして
今まで色々見てきたけれど
人間はみんな何かを探してる
利用してやりたい
ひどいことだってしたいの
本当の気持ちを知りたいの

 どこに行っても、みんな足りないものを求めている。
利用したかったり、利用されたかったり。
苦しめたかったり、はたまた苦しめられたかったり。
そんな人間の欲望というものが
甘い夢「Sweet Dreams」を作り出している

ということなんでしょうね。

スウィート・ドリームって小さな頃聞いてたときは
まさかそういう訳だとは思いませんでした(^-^;(笑)

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ユーリズミックスについてはまたこれからも紹介する機会あるかと思うので
ここからはいよいよ
アニー・レノックスに。

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Annie Lennox / Why

ミュージックビデオでは、ほとんどすっぴんで、黒いキャミソールドレス?だけを身につけたアニメが少しずつ化粧を施し、
ディーヴァへと変身。
その様変わりがとても美しいです。

イントロから流れるようなアニーの歌い出しもとても優しく、聴いていて心地よい曲。
メロディも綺麗です。
途中から、徐々に力強さも込めた歌い方になるところも好きです。

タイトルの Why 「なぜ、どうして」はおそらく恋人に向けられている言葉たちです。

私がおかしいのかもしれない
私が気づいていないのかもしれない
私が意地悪く薄情なのかもしれない
でも私はまだあなたが考えていることを読むことができるし
あなたの方が賢明だと数えきれないほど言われたことは聞いている
そのうえ何故あなたにはボートが沈んでいるのが分からないの?
 言わないほうがいいこともある。
でも、そうすることで、まだ私の心を混乱させる
まだ私を不安に陥れるのよ
教えて欲しい
何故なの?

この後の言葉もせつないです。

この曲に限らず言えることですが
アニーの綴る言葉、作詞って本当に素敵です。

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Annie Lennox/ Walking On Broken glass

ミュージックビデオでは 赤く長い髪にドレスを見にまとったアニーが可愛い。

中世の舞踏会を彷彿とさせるような世界観ですが
ちょこちょこ見え隠れする人間模様が面白い。

てっきり、アニーが一番かわいそうな目に遭うのでは?と思いきや。
ビデオだけでも楽しめるかと思います。

とても印象的なリズムに合わせて
のびやかに、時にはパワフルに歌うアニーは本当に素敵。

あなたは、最高にスウィートだった
でもあなたがいなくなって、シュガーさえ嫌になった
(スウィート:優しい/甘い、と シュガー:砂糖を結びつけてるのかな?と思ってあえてそのままにしました)
だって、あなたは私を捨てたの
私の人生は粉々に砕けさった
かけらを拾ってくれないの?
まるで砕けたガラスの上を歩いてるみたいなの

砕けたガラスの上を歩く続けて・・・・

タイトルの Waking On Broken Glass
「砕けたガラスの上を歩き続けて」
いるのは、恋人との間で苦しんでいるため、なのですね...

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普段、洋楽をあまり聴かない方でも聴きやすいアルバムだと思います。

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いかがでしたか?

アニー・レノックス自体はもう66歳ですが
依然短髪でとても素敵。

これはアニーのTwitterで、アニーが娘ローラの音楽活動を応援しているつぶやきがとても母親っぽくて可愛い、と思いました(*^^*)

 音楽活動と並行して、フェミニズムやAIDS撲滅などの社会運動にも取り組んでいるアニー。

「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第93位に選ばれたこともあります。

とても素敵な人だな、純粋にそう思います。

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これからはジャケ買いがなくなる時がくるのだろうか? いや、ないと信じたい。

さて、ジャケ買い、という話で私自身
思い入れの強い ジャケ買いアルバム アニー・レノックスの「ディーヴァ」を書いてきました。

noteに来て、一年経って
最近「今日の1曲」をしてますが
実は最初は、「今日の一枚」としてアルバム紹介でもいいかな?と思ってたんです。

けど今の時代ならやはり、配信の影響などもあり、一曲の方がいいなと思いました。

そんなことあるのかどうかわからないけど、
もしかしたら、私の記事を読んで
ダウンロードする人もいるかもしれない。
そうなったらめちゃめちゃうれしいですし。

けれど私自身も、配信でも聞いてはいても
やはり、本当は 好きなアーティスト、好きなアルバムは形としてCDでも買っておきたいと言うのはあります。

CDショップって見に行くだけでもわくわくするんですよね。

音楽を好きな人がいる限り、やはりCDとかはなくなってほしくないし。

ジャケット制作にかかわる方々もいらしてほしい。

ジャケットに惹かれてついジャケ買い。

もう少し落ち着いたら、足を伸ばして 久しぶりにCDショップにいきたいなと思ってます。

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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ほしまる
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