「ほすぴタッチ」は、若者が挑戦する壮大な舞台
こんにちは。
シーライヴ株式会社代表の久保田浩嗣(5X)です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
今回は「ほすぴタッチ」の開発現場で、最近私が考えていることを書き連ねたいと思います。少々お付き合いください。
誰もが初心者からはじまる
最近若い人と話してると、自分が20代の頃どうだったのか、思い出そうとすることがしばしばあります。
歳のせいか、当時のことは結構忘れてしまってるんですけどね (^^;
でも、かたや、いまだに鮮烈に覚えてることも幾つかあるんです。
まず、今のように人前で饒舌に話すなんて想像できませんでした。
人前で話すのが苦手で、プレゼンなんて緊張してあがりまくりでした (+_+)
それが、経験なのか、歳のせいで図太くなってるのか、今では20代よりはマシになりました。
いや、最近はズケズケ言いすぎて、他人を怒らせますかね (^^;
企画書など文章力もそうです。
20代の自分の書いたものは、情緒的で、エビデンスが少ない。若過ぎて抑制が効いてないと、いま読み返すととても恥ずかしく思います。
でも、「若いな」ということは直感的に感じますね。
そこはちょっぴり素敵なことだと、5X歳から見たら羨ましくも思います。
起業したのも、私が母子家庭というくだらない理由で婚約破棄され、悔しい思いをしたこともきっかけのひとつでした。
こうやって思い返すと、経験や実力は無かったものの、若かったので、エネルギーだけはとにかくあって、それをよくわきまえずに、自由奔放に炸裂させてたんだなと、今振り返るとそう思います (^^;
自分を知ることの難しさ
何が言いたいかというと、やはり若いうちは色々失敗や火傷をしたらいいということです。
そこから学び、自分のキャパを拡げるために。
そして、自分自身で自分のことをよく知るために。
孫氏の「兵法」でも自分のことを知るのは他人を知る以上に困難だと説いています。ことほどさように、自分を知るというのは難しいことだと、この年齢になっても感じます。
先日、会社のミーティングでそれを若手に薦めていました。
若いうちから空気を読み過ぎたり、忖度の度を越す必要があるのかと。
なんか、保守的過ぎて、若いのに年寄りくさいよと。
一方で、我々中高年も、若い人の失敗をもっと大らかにみてやらないといけないとも痛感しました。
挑戦という「特典」
少子高齢社会で若手の働き手は減っていきます。
つまり若者一人一人の生産性を上げるには、早いうちにいっぱい失敗や火傷をしてもらい、我々の世代よりもプロフェッショナルになってもらう必要があるのかなと考えてしまいます。
だとすれば彼らには何らかの「特典」が必要だと最近強く思います。
若い人が好きなので贔屓目で見るのかもしれませんが、日本はもっと失敗や火傷に寛容にならないと(それも若手に対して)持続的な社会の実現が難しいのではと思います。
「日本すげー」みたいな単なるセンチメンタルな日本礼賛ではなく、そういう本質的で具体的な課題に正面から取り組むべき時代になってきたのではないでしょうか。私もまた、そのようなことを考える歳に、及ばずながらなったのだと感じています。
中高年の究極の役割って、若い人の失敗を引き受けることとも思います。
そりゃ他人の失敗を引き受けるのは難しいですし、辛いですけど、そのくらいの「特典」がないと、若い人もおちおち挑戦できないのではないかと思います。
最近仕事で若い人と絡むたびにそんなことをいつも考えています。
若い人が「チャーミング」に失敗できる環境構築、それが、私の今の課題です。
そして「ほすぴタッチ」はそのための舞台だと考えております。
「ほすぴタッチ」をいつもご利用くださいまして誠にありがとうございます。日本社会で貴重な若手エンジニアを育成するためにも、お客さま含めてみなさまのご理解とご協力を今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
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「ほすぴタッチ」提供の介護業界・医療業界を舞台にしたWebマンガを連載しています。
「ちょうじゅうケア」
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「ほすぴタッチ」公式ウェブサイト
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