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国防と筋トレ

今日は閑日月、昨夜、元自衛官とじっくり懇談する機会がありました。

地元の駐屯地で勤務経験があるとのことだったので、現役時代の話題と石破政権の自衛官の処遇改善で盛り上がりました。

彼らの現役の時に待遇改善できなかったことを詫びながら、次は若年定年退職者給付金の改善だと話したら喜んでくれました。

ひとしきり盛り上がると、話題は筋トレへ。

「議員さん、筋トレやってますね」

「去年から本気でやってます。自衛官は筋トレやっている人が多いですけど、駐屯地のトレーニング器具が古くて驚きました。自衛官のトレーニングは本業なんだから、新しい器具を入れてくれと幹部に言っておきました」

「器具は古い方が鍛えられていいんです!(私の身体に目をやって)ところで、議員さんは胸筋の下部が鍛えられてないですね」

「ベンチプレスはスミスマシンで100キロ上げられるようになったんですが…」

「重さじゃないんです。肩甲骨を意識してトレーニングしないと胸筋は鍛えられません。ケーブルクロスオーバーか、デクラインベンチプレス、ディップスをやってください!!」

「はい!(たしかにこの元自衛官の筋肉は半端ない…)」

話題は超マニアックな方向に行き、周りの人たちが引いていくのがよく分かりました。

国防も身体も下部構造が崩れてはだめ

思い起こせば、政府与党の防衛三文書の改定などの議論でミサイルなどの装備については活発な議論が交わされましたが、自衛官の処遇改善には無頓着でした。

地元に陸自の施設を多く抱える私自身は、ことある度に自衛官の処遇改善を訴えていたが、結果を出せたのは石破政権になってからです。

下部構造を軽視した政治の姿は、インクラインベンチプレスばかりやっていた自分の姿と重なります。自衛官の処遇改善は、胸筋で言えばデクラインベンチプレスでしょうか。

今年は、国防も筋トレも下から支えます💪

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細野豪志
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