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自公が国民民主と組むメリットを政界を渡り歩いた細野豪志が赤裸々に語る!
国会では補正予算の審議と並行して「103万円の壁」の議論が進んでいます。
この問題だけに注目すると、少数与党が補正予算を通すためにやむなく国民民主党の政策を飲まなければならない、という話に聞こえるかもしれませんが、実は自公国が組むこと自体に大きなメリットがあります。
これまで接点がなかったわけですから当然と言えば当然なのですが、自民党入りして改めて感じたのは、自民党議員は野党の政策や支援団体である連合についてほとんど知らないということです。
長く民主党に所属してきた私には、国民民主党(立憲民主党にも)の中にかつての仲間がいますし、連合の皆さんとも様々なお付き合いがありました。そして、今もありがたいことにお付き合いいただいている方々もいます。
今回は、政界を渡り歩いてきた私だからこそ書ける「自公と国民民主が組むメリット」を解説してみようと思います。
自民党は政策の幅を広げるべき
今や、20代、30代の若い世代に限ってみると、最も支持率が高い政党は国民民主党です。
日頃から連合の若い組合員との接点を多く持っていること、玉木雄一郎代表が様々な大学の学園祭に行くなどしていたことも大きかったと思います。
自民党議員が日ごろ接しているのは経営者層であり、若い世代の勤労者と接する機会は限られます。
率直に言って、自民党は若い人たちの声を聞く努力が十分ではありませんでした。
国民民主党の人気はSNSから火が付きました。小党ゆえにテレビで取り上げられず、これしかなかったというのが実態でしょう。
先の総選挙の躍進の象徴はネット広告でした。これは関係者筋から聞いた話なのですが、国民民主党はネット広告でいくつかのバージョンを用意したそうです。
その中で最もバズったのが「手取りを増やす」というフレーズを使ったものだったそうです。
まずは若い世代に拡散し、そこから高齢者の支持も広がったというのは非常に興味深い展開です。
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