「教育の無償化」って何なのか?
政治の世界で「教育の無償化」が叫ばれています。
私は、子ども達が個々の得意なこと、やりたいこと、興味関心があることなどを伸ばす教育を無償で受けることができるなら大賛成です。
しかし、今聞く話は、単に金銭的なこと、単に学校へ行く機会を約束することのようですから、何ら現状と変わりませんので、違う意味で大反対です。
以前のように、商業高校、工業高校を始め、専門的な高等教育を受ける学校の復活こそが、子ども達の潜在能力の伸長が可能となると考えます。
昔は、学力が高い子どもは普通科から大学へ。学力が平均的な子どもや家庭の経済的な問題がある子どもは商業・工業から就職という感じがしました。
でも、今は「普通科」という本当に「ふつう」な高等教育が、逆に子ども達の能力開発の邪魔になっているような気がします。