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いろいろなものが絶滅しそうな日本 動物園編
ネコの飼育頭数がイヌを超えただけではなく、合計数が1800万頭。これは数県の人口数に匹敵するので驚きます。
反面、国内のラッコがとうとう2頭になってしまいました。
将来、食料やエネルギーと同じように、条約による規制はもちろん、外国との動物のやり取りや国内繁殖も難しくなって、国内で飼育する動物の種類や頭数は減少していきます。
ひょっとすると、イヌ・ネコも動物園で観覧する・・・という冗談にもならない時代が来るかもしれません。
子ども達にとって大切な場所でもある日本の動物園や水族館、植物園などの今後のあり方はどうすればいいのか?切迫した問題ですが、偉い方々は誰も発信しません。
親が子どもを最初に連れて行く場所は「動物園」が圧倒的に多いです。学校の遠足でも行った経験もあるはずで、それほど身近な存在の「動物園」がなくなってしまったらと思うだけでぞっとします。
図鑑や動画では知ることが出来ない五感に響く(大きさ、声、臭い、肌触り、迫力など)リアルな経験・体験が失われてしまうことは考えるだけで・・・。
ところで、動植物園、水族館などを見に行って思うことは「入園料」が非常に安いことです。「公共=税金投入」という施設が多いためか、入園料が数百円というレベルも多いです。
「入園料」が希少な生き物への餌代・環境整備代と考えれば、もっと高くてもいいと思うのは動物好きの私だけなのでしょうか。
どうしても有名なレジャー施設と比較して悶々としてしまいます。
では、今後できることはないのでしょうか。
ある学者が、「どこの動物園もほぼ同じ動物を少数飼育している現状をやめるべき。」と語っていました。
それは、「同種の多頭飼育=群れで飼育した方が繁殖の確率が上がり、種の保全と継続が見込まれる。」ということらしいです。
もし、その説が正しいのであれば、近隣の動物園が協力して、ゾウは〇〇市の動物園、ライオンは◇◇町の動物園など分散・集約すれば、人の流れも出来て、地域活性化も図れるという人もいます。
とにかく、子ども達のためにも、動物園や水族館、植物園の継続性も考える時期に来たのです。