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兄弟宮の関係 奴僕宮の関係


紫微斗数命盤


紫微斗数の命盤は、命宮から始まりまして、2番目が兄弟宮けいていきゅうです。

紫微斗数の勉強始めたばかりの時、兄弟宮は文字通りきょうだいの事を見る宮だと思ってたので、興味が湧きませんでした。

やっぱり、占いで知りたい事って、自分のことじゃないですか?
私、きょうだいは姉と弟がいるんですが、2人は全く違う性格です。複数の人を兄弟宮という一つの宮で見るって無理があるでしょう?そうよね、占いでわかる事って結局はイメージ程度よね、、という具合に、兄弟宮は、興味を持って見る対象ではありませんでした。

兄弟宮は、文字通り、きょうだいを表す宮ですが、昨今はきょうだいがいない人も多いですよね。兄弟宮に兄弟の意味しかなかったら、兄弟のいない人には兄弟宮は見る必要のない宮になってしまいます。重要じゃない宮もある、場合によっては見る必要のない宮もあるって、そんな事あり得ないですよね!だって、紫微斗数ってすごい命術なのに、そんなムダが含まれているって、そんなのなんかヘンですよね。余すところなく、全てにすごい情報が散りばめられている、そういうものであるはずです。

そうです、やっぱり兄弟宮はそんな見る必要のない宮なんかではなかったです。兄弟宮は、本当の兄弟だけでなく、自分にとってきょうだいのような近い間柄の人との関係も表します。
自分と近い人、プライベートな関係の人は兄弟宮です。

じゃあ、ちょっとした知り合いは、兄弟宮じゃないのね?
そうです。兄弟宮ではないです。ちょっとした知り合いは奴僕宮で見ます。

どんなに仲の良い親友も初対面から親友ではないですよね。どんな相手も、最初は顔見知りです。だんだん仲良くなっていき、親しい間柄にまで関係性が進んでいったら、そこは兄弟宮の領域です。

関連の深い宮であるゆえに、兄弟宮と奴僕宮は向かい側に配置されているのです。どちらも人との交流の様子、交流の仕方、交流の流儀を表す宮です。

紫微斗数の宮の配置は絶妙ですね。










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