流月命宮の探し方
流年命宮は、欽天四化派では、今年は卯年なので、全員卯宮ですが、月の命宮がどこの宮なのかは人によって違います。
アプリ等を使えば簡単にわかる事ではありますが、自分で調べる事が出来ます。
まずは、自分の命盤のどこの宮が今年の1月なのかを出します。紫微斗数は太陰暦を基にした占いですから、旧暦の1月です。
1月がわかれば、今月は、ここだから、本宮では○○宮なのね、大限宮では〇〇宮なのね、というのがわかり、ざっくりとしたテーマが自分でわかりますね。
その調べ方は、鮑黎明先生の「飛星紫微斗数闌秘」に出ています。
「斗君」というのは聞いた事があると思いますが、旧暦の一月の事です。本に出ている「子年斗君表」を見なくても、以下の方法によって、旧暦の一月を調べる事が出来ます。
~やり方~
1、自分の誕生月は旧暦で何月なのか調べる。
2、命盤の、今年の干支の宮を1月にして、反時計回りに自分の旧暦の誕生月まで数える。
3、たどり着いた宮を子時として、自分の生まれ時まで今度は時計回りに進む。
4、進んだ所が今年の自分の旧暦の1月。
例)2002年5月1日 朝8:00生まれの人
①今年は卯年なので、卯宮を1月とします。
②2002年5月1日は、旧暦に直すと3月なので、卯宮を1月として、反時計回りに3月まで進みます。寅宮が2月、丑宮が3月ですね。
③次は、この丑宮と子時とし、生まれ時は朝の8時で、辰時ですから、子、丑、、と今度は時計回りに辰まで進みます。
これで終わり。この例の人の今年の旧暦1月は巳宮という事になります。
今年の旧暦のお正月は太陽暦では、1月22日。旧暦二月一日は2月20日なので、1月22日から2月19日までは巳宮が流月命宮、2月20日からは午宮が流月命宮になる、というわけですね。
アプリでサクッと、わかる事ではありますが、でも、、命盤の仕組みの理解が深まると、読解力も自然に深まっていくように感じます。
命盤って上手く出来ているんだな〜とわかる事が、ほんとに楽しい^ ^
紫微斗数の事ならなんでも!知りたい欲は尽きるところがないですね。