お金のことを歴史から学べることはあるか
日本では江戸時代に「宵越しの金は持たない」という
考え方がありました。
余ったお金はすぐに使っていたんですね。
収入が入ったら働くのをやめて、
お金がなくなったらまた働くという考え。
人々がこの考え方で生きていた江戸時代は
文化がどんどん発達しています。
ひたすら貯金して、貯金するために働いている時代には文化は育っていません。
この江戸時代の人たちは貯金もせずに
「使い切るのが当たり前」
で生活できていますし、もう無理!って暮らし方もしていない。
当初実際にお金持ちだった人は僅かだったといいますので、
どんなお金の使い方をしていたかというところに
時代を変える何かのヒントがあると思います。
その当時大切にしていたことの一つが子どもの教育だったようで、
寺子屋という子どもが勉強できる場所がたくさんありました。
少なくともお金を子どもの教育に「投資」をしてきたのでしょう。
けっして裕福な時代ではなかった江戸時代ですが
それでも活気ある暮らしをしています。
現在の日本は少子高齢化がどんどん進んでいるので
「宵越しの銭を持たない」という
考え方はあまり理解できないとは思いますが、
江戸時代の生活背景から
現代の日本を活性化させるために何かヒントがあるのではないかと
思いました☺
お読みいただきありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?