【ダイヤ改正2024】京葉線の通勤快速を廃止するメリット・デメリット
2024年のダイヤ改正で最も話題となっているのが、JR東日本の京葉線「通勤快速」廃止と「快速」を日中のみにすることではないでしょうか。
ダイヤ改正が発表されてから、千葉県とJR東日本で話し合いが何度も行われています。
ダイヤ改正について詳しく知りたい方は、以前に説明した記事を投稿しているので、そちらをご覧ください。
メリット
各駅停車の所要時間短縮
快速の通過待ちの時間がなくなり、各駅停車の所要時間は短縮されます。
と言ってもほんの数分なので個人的にはあんまり意味はないかなと思います。笑
ただ、これまで各駅停車で通勤していた方にとっては朗報ですね。
快速や特急が通過する駅で生活をしている人は、通過する電車がある影響で、乗車できる電車が限られてしまいます。
混雑緩和
2つ目のメリットは混雑緩和です。
通勤時間帯の各駅停車の混雑が問題となっております。
通勤快速の乗車率は各駅停車と比べて、70%ほどに過ぎないそうです。
停車駅が少ない為、各駅毎に東京方面へ通勤する人たちを拾っていく各駅停車と比べたら、乗車率はどうしても少なくなります。
通勤快速を廃止し、各駅停車を増便することによって、各駅停車の混雑緩和が狙いです。
デメリット
都内への通勤時間大幅増加
京葉線の通勤快速が廃止されることによって、これまで通勤快速で通勤していた方は、通勤時間が大幅に増加します。
下記の表は、京葉線の種別毎の所要時間です。
京葉線の種別別所要時間(東京~蘇我)
通勤快速:37分
快速:41分
各駅停車:51分
通勤快速と各駅停車では17分もの差があります。
一見そんなに差がないように見えますが、往復だと通勤時間が毎日34分増加することになります。
これに合わせて朝起きる時間が30分以上早く起きる必要がありますし、電車に乗る時間も長くなるので通勤するまでに、クタクタになります。
遠方でも通勤快速のような速達電車があったから家賃の安い遠方に拠点を置いている方が多いので、これは相当なデメリットになります。
そのために今千葉県がJR東日本に対してダイヤ改正の見直しを訴えています。
これは私が知る限り、初めての出来事です。
これからの話し合いにも要注目です!
デメリットの解決策
特急を利用する
通勤快速は廃止されますが、特急電車を利用すれば近い所要時間で通勤することが可能です。
京葉線では特急「わかしお」等が運行されています。
朝ラッシュの時間帯でも、満員電車を避けて快適に通勤したい人の為に、有料特急として活躍しています。
通勤快速と違い、有料になるのが懸念点です。
職場の近くに住む
そもそも京葉線に乗らなければいいのです。笑
自宅から職場まで、所要時間があまりかからない場所に住むのがいいのではないでしょうか。
とは言っても家庭の事情や色々あるのは私も重々承知しておりますが、一応解決策の1つとして挙げさせていただきました。
まとめ
2024年のダイヤ改正で話題となっている、京葉線の通勤快速廃止について書かせていただきました。
千葉県の強い要望により、通勤時間帯に快速を2本だけ復活させる方針になりましたね。
ダイヤ改正によって人生が変わることもあるくらい大事なことなんだと、この京葉線の通勤快速を通して身に沁みました。
鉄道は、皆さんの生活においても切っても切り離せない重要なインフラかと思います。
ダイヤ改正も他人事と思わずに、アンテナを張ってみてはいかがでしょうか。
他にも鉄道に関する記事を多数書いておりますので、是非ご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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