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原作もいいけどNetflix三体もいいぞ!

首をながーくして待っていたNetflixのドラマ『三体』

私も三部作を夢中になって貪り読んだ読者の1人だったのでドラマが本当に楽しみでした。

配信初日に第一話を観て、十数分で私以外の原作ファンもこう思ったはず。

汪淼(ワンミャオ、およびオウビョウと読みます。私はオウビョウ派『三体Ⅰ』の主人公)、いなくね?」

そう。原作の主人公ではなくどうやらドラマオリジナルキャラクターであるオックスフォードファイブに汪淼の役を分散させている? と思いきや、ドラマ進むにつれ、どうやら五人に汪淼を分散させつつも、三体Ⅱと三体Ⅲの登場人物もどうやらこのオックスフォードファイブに役割が振られているというのに気づくんです。

【オックスフォードファイブ】

・オギー (『三体Ⅰ』の主人公 汪淼)
・ジン  (『三体Ⅲ』の主人公 程心)
・ウィル (『三体Ⅲ』の登場人物 雲天明)
・ソール (『三体Ⅱ』の主人公 羅輯)
・ジャック(ジャックはほとんどオリジナルだと思います)

正直最初は原作の登場人物で見たいなあという気持ちもありましたが。この三部作の時間軸をそろえて、一度にストーリーを進める、その大胆さと、構成のよさ、映像でぐいぐい引き込まれました。

私個人としては原作の『三体Ⅲ』の程心と雲天明の距離感と行動に「はてな?」と思うところがあったんですが、ジンとウィルの関係はそれを払拭していて、すごくいいと思いました。

シーズン1完走。もう大興奮でシーズン2が楽しみ。私は『三体Ⅱ』の登場人物の章北海が好きなのでどんな形でもいいからでてきてくれないかなあと思うんですよんね。

「われわれは地球と海に属していたがきみたちは星々に所属している」

『三体Ⅱ』章北海のセリフ

このセリフが好きで、手帳に書き留めたほどです。それから『三体Ⅱ』では『銀河英雄伝説』のヤン・ウェンリーのあの名台詞が引用されています。

「かかっているのはたかだか国家の存亡だ。個人の自由と権利に比べれば、たいした価値のあるものじゃない」

『銀河英雄伝説』ヤン・ウェンリーのセリフ

これも出てきたら嬉しいけど難しいなと思いながら期待したい!
ちなみに銀英伝の私の推しはオスカー・フォン・ロイエンタールです。
(この情報はいらないですね。ええ、言いたかっただけです)

原作とは違うところも多いのですが、Netflix三体面白かったです。
シーズン2も首をながーくして待ちたいと思います。

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