今回から2回に分けて、「真理の言葉」15章を考察する。
“絶対無限の存在”と“エレメンタルの神々”を区別する
ダスカロスは神という言葉を使うことをあえて避け、絶対無限の存在 と呼ぶ。
人間が、内なる衝動と必要性によって創った神々は エレメンタル なのだ。
“形態化された人間” は “形態なき神” を直に知ることができないゆえ、“エレメンタルの神々” を “ほんとうの神” と誤認してしまう。では、どうやって “ほんとうの神” を認識するのか? それは、神(絶対無限の存在)がご自身の中に啓示(表現)している ロゴス(“超自己”意識)と 聖霊(非人格的な超意識)を知ることが人間の限界……と謙虚に認めることで、わかるのではなかろうか?
“真理の探究者” は、神が啓示したものを丹念に “観察” することで、あらゆるものを統べる 神聖なる計画 と 神聖なる法則 を学ぶ。“科学者” もまた“観察” によって、物質と法則を明らかにしてゆく。地球人類はまだ神のように “生命現象” を完全に理解し、“命” や “物質” を創り出すことはできないが、失ったものは必ず取り戻せることになっている。
シンボル・オブ・ライフ をみると、「大天使的自己意識(センター4)」と「人間の “自己”意識(センター5)」は、どちらも同等の能力と権威を有しているとわかる。
が、地球3次元に降下した人間はとある事件が原因で、永遠の存在としての能力と権威を失ってしまったのだ。
アトランティス滅亡のカルマ
「真理の言葉」14章でダスカロスは、古代アトランティス人について言及している。
古代ギリシャの哲学者 プラトン は、アトランティスのことを著書(『ティマイオス』と『クリティアス』)に書いていて、アトランティスが海中に没したのはプラトンの時代の9000年前(いまから約1万1500年前)としている。
古代アトランティス人は、大天使たち のように “創造的思考” を使うことができた(“創造的思考” については こちらの記事を参考にどうぞ)。しかし彼らはその能力を誤用し、アトランティス滅亡を引き起こしてしまったのだ、、、
アトランティス人は、自ら創った「人-悪魔」のグループ・エレメンタルが引き起こした争いによって文明圏のすべてを滅ぼし、それが原因で地球人類は、“創造的思考の喪失”、“過去世の忘却”、“輪廻転生” などの “カルマ” を背負うことになった(原因と結果の法則)……と推測している。
じつは、アトランティス滅亡時の記憶らしきものをじぶんは持っている。
幼少時、恐ろしい兵器を収めた巨大な神殿とか、大津波と巨大竜巻が身近に迫って「これで終わり」と覚悟を決めたりする夢をみた……そして、いつも頭の片隅に「滅亡の悲劇を止めなくては」という切実な思いがあった。
わたしの産まれた1960年代は、核実験 が盛んに行われていた。
核戦争の一歩手前までいったキューバ危機 の3年後、わたしは広島に産まれた。
父は被ばく者で、父の兄は原爆で負った火傷で亡くなっている(享年13歳)。祖母は雨が降りそうになると、外で遊んでいる子供たちに「はよう家に入りんさい!」と険しい顔で声をかけた。外遊びをしたいわたしは祖母の言葉を疎ましく感じたが、彼女の心配は正しかった。
当時の雨水には、大気圏内核実験で生じた放射性物質が含まれていたのだ。
人類は核兵器開発だけでなく、原子力発電においても スリーマイル島原発事故、チェルノブイリ原発事故、福島原発事故 など、、、いろいろやらかしてきている。
「東京都における月間降下物中のCs137の経年変化」をみると、1960年代以降徐々に下がってきていた 放射性降下物(フォールアウト)の濃度が、1986年のチェルノブイリ原発事故、2011年の福島原発事故の際に一気に上昇している。
↑ とまあ、そんな感じで諸々タイヘンでしたけれど、、、“核戦争” や “放射性物質汚染” で人類は滅ぶことなく、世界人口は80億人を超えて繫栄し続けている。貧困、戦争、環境破壊、気候変動、パンデミックなどの問題も、正しく考えられる人たち(「人-天使」を創れる人たち)の努力と献身によって乗り越えられる……と、わたしは信じている。
アトランティス滅亡は地球の振動数が “下降” に転じた時期に起きたが、キリスト誕生が転換点となり、いまは地球の振動数が “上昇” してゆく時期 だからきっと大丈夫。何とかなる。
88星座めぐり では、アトランティス時代のカルマに関する夢をいくつかみた。
わたしがカルマの返済を終えて6次元に還るのは、地球軸 が「ケフェウス座の恒星-りゅうこつ座の恒星」となる頃?(A.D.6000年~A.D.8000年)……と踏んでいる。その頃の地球3次元は、現状からは想像できないほどの美しい天国となっていることだろう o(≧▽≦)o♪