【西洋/インド占星術のセッション】
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さて、すっかり春を通り越して暑いくらいですが、
星空も見える星が変化してきているので新たに撮影した星の写真をいくつか載せたいと思います。
基本的に季節の星座とされるのは20時頃に南の方角(つまり最も高い位置に来る)星のことを言います。
まずは早い時間帯でも見えるようになってきた、
しし座です。
指の部分が獅子の心臓を表す恒星レグルスです。
この恒星は吉星として占断に用いられることもありますね。
一方では"戦いの星"なんて言われ方もしますが。
ステラリウムで見るとこのような形になります↓
しかしこのレグルス、1等星の中では実は一番、暗いそうです。
ですが恒星の中では黄道にしっかり乗る星のようで、
そうした意味では占星術的には重要な位置を占めているのかもしれません。
レグルスをコズミックウォッチで見てみると、
確かに黄道にピッタリと乗っています↓
黄道十二星座は星座自体はもちろん黄道上にある訳ですが、
例えばさそり座みたいにあまり乗り切ってない?ものもありますし、
しっかり重なる恒星もそう多くはないです。
ましてや1等星などの目立つ星となるとそもそもの数が限られてますし、
占星術においてレグルスに特別な意味を持たせるのも分かる気がします。
(とはいえ僕自身は恒星を占断に取り入れた解釈には詳しくないのですが)
続いては、かに座とふたご座です。
ふたご座はカストルとポルックスが画面中央より少し右側に見えてるのですが、
ほぼ画面中央にあるかに座は肉眼でもほぼ全く見えずです。
こちらがその位置関係↓
こうして星を観測してみると、
蟹座の人が引っ込み思案と言われる理由がよく分かりませんか?
そんなふうな説明がされてるのを見たことはないですが、
本来、占星術は文字通り星の観測から体系作られてる訳です。
そして元々は占星術と天文学は一体となった学問だった訳ですね。
とはいえちゃんと区分されていた面もあるので、
ちょっと長いですが、上記の続きのこちらの解説も面白いですよ↓
そして最後がこちら。
左上がうしかい座のアルクトゥルス、
右下がおとめ座のスピカです。
スピカは今までも紹介してきていますね。
おとめ座を代表する美しい1等星です。
こちらも黄道に非常に近く、インド占星術においては特に重視されている星です。
スピカはアヤナムシャと呼ばれる黄道差の基準の星として用いられているので
言うならば太陽のようにルールの基盤として重要視されていますね。
占断として特別に用いる訳ではないのですが、
結果として占断の全てを左右する星となります。
スピカは肉眼でもよく見えますが、
高温の星のようなので青白さがあって綺麗です。
シリウスと似た色をしてると感じますが、
しかしシリウスはもっと鮮烈な光を出しています。
シリウスについてはこちら↓
【夜空に輝く木星とシリウスとオリオン座】
もうすぐ冬の星座が見えなくなる前に…そして春の星座の代表とは何か?しし座やおとめ座や北斗七星のおおぐま座↓
うしかい座のアルクトゥルスもかなり明るいですね。
なんと恒星の中では3番目に明るいそうです。
(実際には様々な定義次第でランキングは異なります)
で、軽く調べてみたらアルクトゥルス星人というのがよく出てきますね。
こんなのとか↓
僕も宇宙人自体は信じているのですが、
こういうのは若干、ビジネスの匂いを感じてしまうんですよね。
宇宙人の魂だから世の中の人と分かり合えないとかよく言う人もいますが、
だからといって我々がここにいる現実は変えられない訳ですから、
修行としてこの世界(地球)に立っているのだとしたら
宇宙人なりにこの場所で成すべき努力があると思います。
まぁそんな話をここで真面目にしても仕方ないので…
ともかくこれらの星座が綺麗に見えるシーズンですから、
皆さんもぜひ夜空を見上げて占星術の世界を肌で感じてみてくださいね。
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