【カストルとポルックスの神話から考察する双子座のパートナー関係】太陽以外の恒星で最も明るい暦の起源-シリウス…そしてかつての春分点に位置していた牡牛の赤い右眼アルデバラン
【西洋/インド占星術のセッション】
西洋占星術+インド占星術の両観点から、
「終わった後に安心感を感じることができ、今より良い未来を信じて立ち上がっていける鑑定」
を心がけ通話セッションしています。
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スペースのお知らせ
今週のスペースは11月30日(木曜日)22:00から、
アサリンコとして占星術界隈で大活躍されてる麻未さんと【恋バナ占星術】を開催します!✨
恋愛においては火星力が大事なのか、金星力が大事なのか、
はたまた別のポイントがあるのか!?
麻未さんの「恋愛において大事なポイント!」を体感も含め語っていただこうと思います!
そしてオマケ程度に僕も珍しく恋愛についてあれこれ体感や観察経験の恋バナを語るかもしれません(笑)
麻未さんともスペース開始1周年となるので、リプ参加もどしどしどうぞ!✨
昨日の記事は【シナストリーのご質問:相手のノード軸+太陽+リリスが自分のASC-DSCに乗る相性とは】でした。
さて、今回は自分が最近、撮影してる夜空の写真をいくつかアップしようと思います。
前回は木星の写真をアップしました。↓
【本物の木星は実際、夜空でどのくらい輝いているのか?】コンジャンクションを夜空で観測するとこのように見える…木星と月のオーブ約10°の合…そして天王星は観測することが可能なのか?↓
やはり実際の星空を観測すると、星読みの解像度が上がる気がします。
モダン西洋占星術は心理学と融合していますが、
古典占星術やインド占星術では天文学(天体観測)を重視しているので、
実際に観測することで天体の働きやその意味を理解できると感じますね。
(とはいえ今のインド占星術は星空との関連は少し薄い気がします)
それでは最近アップした写真ですが、
こちらは2023.11/9のツイートから。↓
カストルとポルックス、
ふたご座の神話でもお馴染みですね。↓
画像だけだと分かりにくいので、文字を足すと。↓
ステラリウムというアプリだとこのような位置関係が確認できます。↓
ふたご座のカストルとポルックスは見事に仲良く揃っていますね。
双子座は占星術だと明るい性格の印象ですが、
神話だと少し切ないストーリーだったりします。
↓
双子座は星座占いでも
「どこか魂の片割れを求めている」と言われたりします。
それはこの神話由来なのでしょう。
双子座は誰とでもコミュニケーションを取るので友達が大勢いるイメージを持たれがちですが、
身軽さを確保するためにどこか常に一定の距離感があります。
それはもしかすると「この人!」と決めるまで身軽さを確保しておきたいのかもしれません。
一度「この人!」と決めたならきっと神話のように死してもなお共にいたい存在なのだから、
それはやはり慎重にもなりますよね。
その慎重さを隠すためにフットワークが軽いフリをしてるのかもしれません。
星座にはこのような物語が語られていますが、
果たしてこの物語は本当にただの神話なのか、それとも何かしらの実在した存在から着想を得たのか、
そのような想像をしてみるのも面白いですね。
インド占星術は特にこの神話がベースとなっていますから、
神なる存在がそれぞれの星星とどう繋がっているのか、また探求したくなりますね。
また、本当に驚くのがシリウスの明るさです。
先ほどの写真でも青々と光っているのが分かります。
また、こちらにもシリウスの写真を掲載したのですが。↓
スマホカメラ程度の性能でもこの明るさです。↓
おおいぬ座のシリウスは太陽以外の恒星の中では最も明るい星です。
シリウスの明るさは約-1.33等級。
これはトラサタを抜かした最も暗い惑星である土星とほぼ同じ明るさです。
肉眼で観測するとより分かりますが、
星自体が赤や青に微妙に変わってるのが分かりますが、
基本的には青っぽく、高温の星であることが分かります。
「焼き焦がす者」という意味は非常に納得です。
(他にはイシスという神が由来でもあるそうです)
シリウスに関しては最初のツイートにも書いていますが、
暦の起源となった星です。
正直、僕もこの辺はまだまだしっかりと考察を発展させれるほどの知識のベースがありませんが、
シリウス自体が非常によく目立つ星なのは間違いなく、
現代でも古代エジプト人が見たヒライアカル・ライジング(太陽を連れて昇る)を観測するには8/10頃なら可能だそうですよ。
これは歳差運動により、5000年前より約2ヶ月遅くなってるようです。
そして最後にアルデバラン。(と木星)
右上が木星で左下がアルデバランですね。
さすがに木星の明るさにはもちろん負けてしまうのですが、赤く目立つ星です。
ステラリウムでの位置関係↓
こちらだともう少し分かりやすいかもしれません。
下の指はオリオン星雲です。
上の指がアルデバラン。この写真でも僅かに赤さが確認できます。
アルデバランは「後に続く者」という意味で、
これは日周運動により先に上昇するプレアデス星団の後に続いているからです。
明るさとしては0等級なのでかなり明るい方です。
赤い光は温度が低いことを示しており、比較的老いた星のようですね。
アルデバランはおうし座の右眼に位置する星で、
約5000年前には春分点に位置していた場所でもあります。
そのためアルデバランは今でも特別視されており、
サイデリアル式のアヤナムシャの基準として今でも採用してる人もいます。
実際にアルデバランを基準にしてどの程度の正確なリーディングができるのか、
それについては僕も分かりませんが何かしらの特殊なリーディング(例えばマンデン)で機能しやすい等があれば面白いですね。
ちなみにアルデバランはロイヤルスターと呼ばれる星の一つで、東の王-秋の支配者ファヌエルとされてるようです。
由来については僕もこれ以上は広げてもよく分からないですが、
また別の機会に調べてみたいと思います
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