Ratara ひろみ
瞬間に感じたものから生まれるストーリー わたしを生かすものたちからの メッセージ
海辺を歩いて拾ってきた。海に流れ着き、波であらわれた貝殻やサンゴのかけら、石ころ。ガラスやプラスチックも、まあるくなって、なんだかきれい。人間が捨てたものでさえも大きな懐に包んで、海はリセットしてくれる。ゴミのかけらを愛おしいと思えるなんて。これ以上、海を汚さないと、心に決めた。
台所に置いていたハチミツが、瓶のふたの隙間からあふれていた。知り合いから日本みつばちの巣をもらい、冬のあいだに自分で絞ったもの。加熱処理をしていないから、最近の暖かさで発酵したようす。菌が生きている。 ちょうどパンケーキが焼きあがった。そう、ハチミツかけたいと思ってたんだった。
物置きを片付けていたらミツロウが出てきた。1年前に濾過したまますっかり忘れていた。かんたんに言うと、ミツロウはみつばちの巣を溶かして固めたもの。キャンドルやスキンクリームの原料になる天然素材。 ミツロウキャンドルを作ろうと思いながら月日が経っている。「今やれ」ってことね。
ネパールの料理本でレシピを見つけてから、度々作っている「チベタンブレッド」。小麦粉に塩、砂糖、ベーキングパウダーを混ぜて、水で練って丸めて伸ばして揚げる。2本の切り込みのところでちぎって食べる。ヒマラヤトレッキングに向かう道中のカフェにあるらしい。いつか本場を食べてみたい。
どんな時も、太陽はそばにいてくれるんだと気づいた。 寒さで凍えている日も、心が自由を忘れて縮こまってしまった日も、陽の光を浴びた瞬間に、するすると、不思議なほどに、ほどけていくのを感じる。 今年の冬は、一段と寒かった。 体も心も、思考までも固まった。 そんな自分じゃダメだと抵抗したけれど、 あきらめて、じっとして、季節に同化してみることにした。 すると、謙虚な気持ちが湧いてきた。 小さなことに感謝できるようになった。 ストーブの温もり。セーターのやわらかくて暖かな手ざわ
今日は、自分で企画した初めてのワークショップでした。反省もいろいろ、改めて感謝することもいろいろ。。 ひとまず、自分にお疲れさまでした。
ずっと前から、気になっていたnote。ついに今日から始めます。 フリーライターとして、文章を書く仕事を10年以上やってきました。でも振り返ると、書いてきたのは他人や、人のもののことばかり。自分のことを書くのが得意ではなかったので、ほとんどしてきませんでした。 時は流れ、”自分の経験”じゃないことを書くのが、辛くなってきている自分に気がつきました。そして、書く仕事をスパッと辞めました。 しばらく経ってから、今度は”自分が感じていること”を書こうと思い始めている自分に気が