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【レポ漫画】観劇に出かけよう♪ 歌舞伎座☆一幕見席

歌舞伎公演は、昼の部・夜の部ともに、長時間お行儀よく座って観劇するもの&高価で敷居が高いイメージがありませんか?
実は、東京・歌舞伎座には、自分の好きな幕(お芝居)だけを気軽に見ることができるリーズナブルな一幕見席(ひとまくみせき)もあるんです!

先日、観劇してきた「團菊祭五月大歌舞伎」(2019/5/3~27)「昼の部」の体験をもとに、一幕見席の世界をご案内~。

【どのくらい前に到着すればいいの?】

一幕見席のチケット販売時間は、毎月、歌舞伎公式総合サイト「歌舞伎美人」に「幕見席のご案内」として掲載されるのでチェックしてからおでかけしましょう!

会社帰りにちょっと立ち寄る、なんて時には時間を選べないけれど、自由に時間を使えるとき、私は、チケット販売時間の1時間前には歌舞伎座に到着するようにしています。(人気のお芝居や土日祝の場合は、1時間半~2時間前に行くこともあります。)

【今回の観劇では、1時間前に歌舞伎座へ】

今回、一幕目(最初のお芝居)のチケット販売開始時間が10時30分、お芝居の開演時間は11時だったため、私は、9時30分ごろ歌舞伎座に到着。行列の先頭から数えて33人目でした。(※注:平日です。)
私の次の方までは、座って販売時間まで待つことができたので、ラッキー☆ 

係員のお話だと、お芝居によっては、朝8時ごろから行列ができることもあるんだとか。

【一幕見席 チケット購入までの流れ】

チケット売り場は、歌舞伎座1階正面玄関左側にあるのですが、
チケット販売時間までは歌舞伎座の外(係員が誘導してくれる場所)で待ちます。
※人が並んでいるので、場所はすぐ分かると思います。
※係員に声をかけると案内してくれます。

早めに歌舞伎座に到着できれば、チケット販売時間まで座って待つことができるので楽ですよ~。

販売開始時間になると、係員の誘導で整列してチケットを購入します。
この際、どのお芝居を観たいかを窓口で伝えて、チケットをゲット!

今回は、二幕目(『勧進帳』)まで購入している方が多かった印象。

人気のお芝居が二幕目、三幕目、四幕目にある場合、一幕目から通しチケットを買う方が多ければ、途中からチケットを購入するのが難しいこともあるようです。

★=== (参考)「五月大歌舞伎」 一幕見席の料金 ===★
【昼の部】
一幕目『寿曽我対面』1,000円
二幕目 歌舞伎十八番の内『勧進帳』 1,400円
三幕目『神明恵和合取組』1,600円
※全て観劇すると 3階B席 と同じ料金 4,000円になりました。
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【夜の部】
一幕目 令和慶祝『鶴寿千歳』500円
二幕目 『絵本牛若丸』1,000円
三幕目 『京鹿子娘道成寺』1,300円
四幕目『曽我綉俠御所染』1,200円
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【チケット購入後は?】

一幕見席入り口からエレベーターで4階にのぼります。

お芝居が始まる20分程前に、4階・劇場入り口前に集合。チケットの順番通りに整列します。チケットを係員に見せながら、ひとりずつ入場。

中に入ったら早い者勝ちで席を取ります。
席を離れる際は、日傘や帽子ハンカチなどを置いておきましょう。
※席には、筋書(プログラム)や貴重品を置かない方が良いそうです。

【一幕見席の特徴】

4階席から舞台を眺めると、こんな感じ ↓ 花道は、ほぼ見えません。

★ 同一部(例:昼の部のみ、夜の部のみ)の連続した幕は同時に複数チケットの購入ができ、そのまま同じ席で観劇可能。
※幕が終わる度に係員がチケットをチェックしに来てくれます。
★ 昼の部、夜の部ごとに完全入れ替え制。
★ 4階にはトイレ&自動販売機はありますが、売店はありません。
通しで楽しみたい場合、お弁当は事前に購入しておくか、幕間(休憩時間)に外へ食べに行くことになります。
※歌舞伎座のレストランや売店へは入れません。
★ 筋書(プログラム)は、4階でも買えます。
★ イヤホンガイドは、500円で借りられます。(一幕見席以外だと 700円)
※イヤホンガイドは、500円の他に、保証金 1,000円を事前に支払います。(帰りに1,000円は返金してくれます)
★ 海外からのお客様も多いです。

【一幕見席以外の席は?】

一幕見席以外のチケットは、席によって値段が違います。

例えば、團菊祭五月大歌舞伎だと 
(1階桟敷席)20,000円 (1等席)18,000円 (2等席)14,000円
(3階A席)6,000円 (3階B席)4,000円
となっています。

「花道近くで舞台や役者さんを身近に感じたい」なんて時には、広くて贅沢な1等席、全体を俯瞰してみたい時には3階席、一幕だけ見たい時には一幕見席と目的別に使い分けるのがベストかも。

一幕見席では味わえない歌舞伎座内のレストランでお食事できたり、歌舞伎座限定のおやつ(「めでたいやき」がおススメ!)をいただけたり、グッズが買えたり。非日常の贅沢な時間と空間を味わえる楽しみがありますよ ♪


【歌舞伎の一幕見席、いかがですか?】

「歌舞伎は見てみたいけど敷居が高くてちょっと…」と思っているみなさま。こんな風に、気軽にリーズナブルに楽しめる一幕見席をぜひ、お試しあれ~!

ただし、前売りチケットが手に入らなかった方、好きな幕だけを見たい方、気に入ったお芝居を何度も楽しみたい方、海外の方も多く一幕見席を利用しているようなので、売り切れになる場合もあります。ご注意を!


次回は、五月大歌舞伎の歌舞伎(昼の部・一幕目「寿曽我対面」)の観劇レポート漫画をアップする予定です。お楽しみに♪

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