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オレゴン州マドラス 1984年
トランプ大統領の支持層としてクローズアップされる白人労働層や中産階級について書かれたものを読むたび、私がどうしてもイメージしてしまうのは、高校2年生、16歳のときに1年間交換留学でホームステイした、オレゴン州の田舎町、マドラスの風景と人々です。1984年当時の人口、2250人。
カバー写真の大通り、坂を上りきったあたりを右に入った町はずれにホームステイしていました。(この写真はgoogle ma
オレゴン州マドラスは低所得だった話
16歳のとき、人口2250人のオレゴン州の田舎町、マドラスに1年間、交換留学してました。1984年のことです。トランプ支持層である地方の白人、というと、私はここをイメージする、というお話しの続きです。(第1回)
マドラスは、所得水準は低かったと思います。
産業と呼べるものがない。土地がやせていて降水量も少なく、主にとれるのは、ミントでした。ミントって、東京の私の実家では庭に、雑草のようにじゃん
オレゴン州マドラスの人種問題の話
2016年のアメリカ大統領選をきっかけに、アメリカの田舎に暮らす労働者層や中間層を取り上げる記事を多く目にするようになりました。私にとってのアメリカの田舎を考える起点は16歳の時、1984-85年の1年間ホームステイしたオレゴン州の田舎町、マドラスでして、その頃のことをずいぶん考えることが増え、つらつらと書いて3回めになります。(第1回)(第2回)
さて、1984年のマドラスは、きほん、白人の町