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ASD(自閉スペクトラム症)の言語とコミュニケーション

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主に言語習得の遅れやコミュニケーション面についての考察、書籍レビューなどについてまとめています。
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#男の子育児

最高過ぎる園。そして、コミュニケーション能力が育つにつれて強まる3歳1カ月ASD児の異質感(笑)

感謝ばかりの森のようちえんの日々このブログでも何度か書いていますが、いっくんの通っている園が本当に最高なんです。園長や先生方が本当に素晴らしい。 毎月まとめてくださる思い出ノート、先日受け取ったものにはこんなことが書かれていました。 逆さバイバイ、クレーン、視覚優位…独特のコミュニケーションを園でも発揮!バイバイはいっとき2歳前後でしていたのがやらなくなり、最近またするようになったんですが、思いっきり逆さバイバイ(自分に手のひらを向ける)です。 去っていくものにはバイバイ

最近ASD息子(3歳1カ月)がよく歌うようになったのでASD児と音楽について考察

いっくん、この5月はコミュニケーション面で大きな成長をしてくれています。 言葉が通じた!と思うことが増えて、コミュニケーション能力が発達したように感じます。 喋れないけど歌えるよ♪さらに、歌や踊りなどの模倣が増えて、エコラリア的によく歌うようになりました。 (全然音程は取れません(笑)) お気に入りは 「おもちゃのチャチャチャ」と Eテレの「からだダダンダン」や「キッラキラぽん」です。 おぼちゃーちゃちゃちゃー おぼちゃーーちゃちゃーーー! とか、 きっきっぽーーーん

作業療法(療育)に行ってきたので記録

今日は久しぶりに療育に行きました。 いっくんの受けている療育の概要 まだ小さいからか、感覚統合の作業療法(OT)ということで、作業療法士さんが1ヵ月に1回程度、いっくんの身体の状態を見たりしてくれます。 通うようになったのは2歳2ヶ月くらいからかな。 コロナで中止になったり、途中担当を変えてもらったり、年末年始を挟んだりといったこともあったので、今回は最初の面談も入れて6回目くらいでした。 今の担当の作業療法士さんはおじちゃんで、手が大きくて、雰囲気もおおらか(さばさば

指さし、共同注視なし。言葉の遅れ…いっくんの発達記録②1歳台~

前回の0歳時代の記事の続きです。 目も合う、よく笑う、おっぱいも大好きですくすく体も成長し、発育も問題なく、言葉については生後2か月ごろからいくつかの単語をしゃべっていました(笑) そんないっくんに違和感を覚え始めたのはいっくんが立って歩くようになってきた1歳前後でした。 いっくんが歩くようになったのは1歳になってすぐのころで、体の発達は平均的だったと思います。 呼んでも振り返らない。声掛けに反応がない。 いっくんは好奇心旺盛で、動くようになってからは目的の場所に行

自閉症児は方言を話さない

いやー、大学の勉強を頑張っていますが、教科書ってつまんないねー!笑 自閉症は津軽弁を話さないさて、今日は、最近読んで面白かったこちらの本について。 『自閉症は津軽弁を話さない』 これは衝撃です。 津軽弁なんて、わたしたちでは全く聞き取れない、ほぼ外国語みたいなものなのだし、それを親が話しているのに自閉症児は話さない…。 しかも、津軽弁どころか関西弁も、博多弁も熊本弁も言わない、ということのようなのです。 うちは長野県でそんなに方言がないエリアだし、わたしは北関東育ちで