日々の調律は楽しく|服部みれいさんの『声のメルマガ』
懐かしいことと、ここ最近のこととがときどき隣り合わせる。そうやって螺旋状にやってくるトピックがいくつかある。
そのひとつがマーマーマガジン。
はじめましての出会いは、かれこれ11年前! 身近な人からの紹介だった。
「あの…マーマーってゆう雑誌知ってますか? なんか、お好きなんじゃないかなって」
と、控えめに、けれども確信と好奇心でいっぱいの眼差しでレコメンドするだけでなく、「今度持ってきていいですか?」 といって貸してくれたのは、 一時期お勤めしていた京都の和菓子屋さんで、10ヶ月ほどいっしょに働いた後輩ちゃん。
蔵書からセレクトしてくれたのが写真の三冊 。
このときすでに刊行から数年経っていたというのに、新品のような保管状態。モノゴトをとてもていねいに選び、扱う人だったな。
仕事の合間、 こちらがチャラっと話題にしただけの山水人 (やまうと、滋賀で年1開催されてる野外フェス)に単身出掛けて満喫し、帰りの便がなくなってどうしようかと思っていたらスタッフのひとが声を掛けてくれて京都市内まで送ってもらった、とか、フットワークの軽い人でもあった(楽しめて何より!だったけど、女の子ひとりで…と、こちらはちょっと青ざめる部分もあり、反省)。
日々に潤いと驚きをくれた信州出身のコバヤシさん。ありがとう。きっと今もお元気にしてるに違いない。
マーマーマガジンが教えてくれることは、ちょっと他では聴けないテーマや切り口で、わたしは憧れるだけで実践には及ばなかったけど、つられて買った本と読書量は多く、内なる世界をググーンと広げてもらい、なによりおおきいのはマーマーマガジンに触れることで、ずいぶんと自分を取り戻す時間を得たことだ。見えないけれど、たぶんそこかしこで血肉になってる。
コバヤシさんに焚き付けられた第一次マイブームがひとしきり満ちたあとはスーーーと引いて、また数年後に思いがけないきっかけで満ちては引いて…の繰り返し。
わたしがまったく別の場所で探求していたことが時間と場所を飛び越えて、 マーマーマガジンの誌面や、みれいさんのweb配信ラジオ 『声のメルマガ』から流れてくることもある。
風邪を引いて、 どこか巻き戻された感じのあった今年の6月、『声のメルマガ』のPRで配信されていたYouTube動画から、また潮が満ちてきています。
チャクラケアのkaiさんと 服部みれいさんとの共著、『自分を愛する本』を取り寄せると同時に、2024年下半期の『声のメルマガ』パックも注文。数年ぶりのお楽しみです。
年々、セルフケアだいじ、もうそれしかないんでは、と思っている今日このごろ。
流されるし、かぶれやすいからこそ。
文章に書き出すこと、イメージをカタチにしてみること、ホロスコープから流れを聴き取ること、喫茶の時間、おしゃべりの時間、などなど。
心身から出し入れするものに意識的であること。
わたしのなかでは『声のメルマガ』を聴くことも、そのひとつのチャンネルです。
2024年下半期パックは、 今日まで早割されてるみたいですよー。
星の一葉 ⁂ ほしのひとは
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