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遠くとわたしを結ぶ架け橋を想う|『鏡リュウジの占星術の教科書 Ⅳ・Ⅴ』


各テーマごとに錚々たる執筆陣。


昨日届いた新刊、二冊。

こないだ参加したインド占星術の講座でも質問したくらい、ここ半年のあいだでにわかに自分のなかでもっと腹に落としたい意欲が高まっていた「セクト」のこととか、やはり同講座で認識をあらたにした「ノード軸」のこと、

成田で鑑定を受けたのをきっかけにもっとていねいに観ていきたいなと思った「赤緯(デクリネーション)」「日食・月食」のこと、

南房総の50noen(ごじゅうのえん)さんの配信でときどき触れられていた「四気質」のこと、

関西のお友達とのお茶&お話会で話題にした「アストロマップ」のこと、

ぜんぶが二冊の中にテーマとして挙げられている。めっちゃ読者像にピッタリすぎるやん?わたし!

ほかの収録テーマも、この先の道や、地図を片手に事典を引き引き来たこれまでの道を広ーく照らしてくれるランプみたいで、ワナワナするほど頼もしい〜!!!

どちらにも実例として取り上げられているのはカール・グスタフ・ユングの出生チャート(ユングはスイスの精神科医であり心理学者)。氏のチャートがここにあることは、古典占星術のベースと、そこから展開してきたモダン占星術の変遷の架け橋のようにも見えます。

古典とモダンを照らし合わせて再び結び直す作業を、先達のお仕事に学びながらチマチマと追っかけている自分にとっても、バーーーンと架けられた大きな橋。

たくさんのことが星の数ほど散りばめられていて、当然一度には持ち切れず立ち往生することもあるけれど、この足で歩いていきたい道があることの喜びをこうしてなんどでも感じ直していきたいなとおもいます。

鏡リュウジ先生、著者の先生方、版元のみなみなさまに最敬礼です。

星の一葉 ⁂ ほしのひとは

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