母親歴8年にして、今さらながら、『子育て』のおもしろさを感じようとしている
現在小2、年中、2歳の3姉妹を育てています。
母親歴8年。
『子育て』って、言えるほどのことは何もしてこなかったし、あまり関心がないと思っていました。
だから、育児書なんて読んだこともなく……超テキトウに、
子育てする母親というよりは、子どもの同居人の一人というようなスタンスで過ごしてきました。
平日は専ら、保育園の先生に任せっぱなし。
朝と夕方~夜にかけては、常に時間との勝負、
ゆっくり子どもと向き合うという感じではありません。(時間の問題ではないのですが。)
そんな私が、この度、『子育て』に興味を持ちました。
きっかけになったのは、精神科の医師である佐々木正美先生が書かれた本を読んでのこと。『子どもへのまなざし』など多数のご著書があります。
とくに印象に残ったのは、『人間の基礎をつくる大事な時期』についてのこと。
・乳幼児期は、建物でいう基礎工事部分にあたる。価値が大きいこと。
・基礎の部分を抜きにして、どんなに見事な外観の家をつくったとしても、その家は台風や地震があれば修復不能になってしまう。人間も同じ。
・高校や大学は大人になってからでもやり直せるが、幼稚園や保育園は後からやり直せない、家で乳幼児期の体験をやり直すことも容易にはできない。
・やり直しがむずかしいのが乳幼児期の育児
・子どもたちがどんな人格の人間になるのかということを、ほぼ決定するのが乳幼児期
できることなら、我が家の長女が乳幼児期のときに出会いたかった本です。
佐々木先生の言葉は優しくとても配慮されているものですが、臨床経験を含め、いかに乳幼児期が人間にとって大切なのかということがひしひしと伝わってきました。
そんな本を読んでいるうちに、せっかく子どもを育てる機会を得ているのだから、活かさない手はないと思うようになったのです。
何を今さら……という感じですが、母親8年目にして初めて『子育て』に関心を持ったのです。
幼児期を出てしまった長女には申し訳ないけれど、当時の私の中ではベストを尽くしていたつもり。これからできることをやっていこうと思います。
毎日続く子育て。
まるで終わりが見えないように感じるけれど、確実に子どもは日々成長しているので、待ったなしです。
子育ての面白さに気付いた今、ちょっと子どもとの向き合い方が変わりそうです。
子育ての大変な部分ばかりを感じている場合ではなかったのです。
もし、私と同じような方がいたら、一緒に子育てを探究してみませんか?
しばらくnoteから離れていましたが、
今後は子育てや教育に関することを綴っていくことが多くなりそうです。