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生まれてきて1番うれしかったことは?
こんなこと、日常的に考えていますか?
ある夜、娘から考えさせられる問いを投げられました。
「ママが生まれてきて1番うれしかったことって何?」
先日、就寝準備をしているときに、
「ママ、ママが生まれてきて1番うれしかったことって何?」
と小1娘に尋ねられました。
え??!
何だろう……。
そんな急に言われても!
あんまり考えたことなかった私、焦りました。
ちょっと考えた私は、
「はじめての赤ちゃんが生まれてきたときかな」
と答えました。
はじめての赤ちゃんとは、小1娘のことなのですが。
このとき私の心の中は、
1番嬉しかったことかと言われると、ん~~。
めちゃくちゃ嬉しかったのは確かだけれど、
二女や三女が生まれたときも同じくらい嬉しかったわけで、順番をつけることはできないなぁ。
それを聞いた娘は「へーそうなんだ。」と言い、
大した関心もないような風でした。
なんでそんなこと聞いたんだろう……と思いながらいると、
「わたしの1番うれしかったことは、うまれてきたこと」
と言うではありませんか!!!!!
なに~~!
小1でそんなこと考える?
そんなこと言える?
そもそも、この質問をしてきたこと自体に驚きでした。
1番うれしかったことは「生まれてきたこと」
私は娘をお子ちゃまだと思っていました。
ところが、
私よりしっかりした考えを持った、立派な一人の人間だったのです。
1番うれしかったことが、「生まれてきたこと」って!
むしろ、親にならせてくれてありがとう
そんな気持ちです。
だから、そんな私は、直後、娘に、
「ママは『生まれてきたことが一番うれしい』って聞けたことが、生まれてきて1番うれしいことかもしれない」
と伝えました。
(この言葉が娘に届いているかは定かではない)
気持ちを言葉にする意味
もっと、自分が大切にしていることや、嬉しいことを振り返って言語化していきたいなと思います。
「なんとなく」という感覚も大事だけれど、それを人に伝えられるってとても大事なことだと娘から学びました。
人に伝えることで、自分にとどまらず、ほかの人のことを元気付けたり、喜ばせることにつながると感じたからです。
さて、娘との会話はさらに続き……
「私がうまれてきて2番目にうれしかったことはね、
学童でキャンプに行ったこと!」
(笑)
え?キャンプ??
「生まれてきたこと」とのギャップに拍子抜けしました。
でも、これが素直な小1娘の気持ちのようです。
拍子抜けと同時に、なんだかホッとした私。
まだまだ可愛いところもありながら、
しっかり心も成長している
そんなことを噛みしめる夜でした。
近い将来、
「ママ、何にも考えてないんだね」
なんて言われないようにしたいものです。