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教壇に立ち続ける 78 今週の反省【note限定記事】

相変わらず苦しい生活を強いられています。どうも星野です。それでも書くことはやめない、それが私のライフワークだから。今日のテーマは「今週の反省」です。この記事を読んでいいなと思って頂けたらサポートをお願いします。せめてお布施を……ください……本当に首をくくるしかなくなる……minneとFantiaはこちらです、商品購入もうれしいのでそちらもご検討ください。全国一律送料無料、即日発送可(一部対象外商品あり)。

小さな達成

今週は「細かなミスに気を付ける」ということを小さな目標として掲げていました。たとえばコンクールの募集要項をきちんと確認してから生徒に指示を出すとか、他の先生に進捗状況をお話ししながら授業を進めることとか。どうしても対人関係に恐怖感を抱いてしまうところがあるので、自分の苦手に向き合う1週間でもありました。
結果として、「意外と同僚や先輩の先生は相談事を嫌がらずに聞いてくれる」ということがわかりました。心配しているほど周りは自分のことを敵視しているわけではないことも、何でも優しく教えてくれることも、私にとっては新しく気づけたことでした。何を怖がっていたのだろう、と思うくらいにみんなサポートしてくれて、やっぱり「報告・連絡・相談」は怠ってはいけないのだなと思いました。
良い意味で緊張が解けたおかげで試験監督でもうまく立ち回れましたし、授業もそれなりに納得のいくものが実施できました。

叱ること・その後

授業ではあまり生徒の机の周りをうろうろしなかったので、私語も結構あったのですが、前で「毅然と叱る」ことを心がけていました。
「おしゃべりする時間じゃないよね?」「おしゃべりしている人に質問なのだけれど、これはわかる?」等々、自分で叱る(あるいはうまく乗せる)レパートリーを増やしてみたり、意識的に質問受付時間を作って、その答えを全体に返しながら指導していったり、自分でも生徒に向き合う方法を変えてみました。その成果として多少静かになってくれた場面もあって、生徒に「冷酷になる」だけではない指導の仕方を見つけられた気がしています。私は生徒に対して結構厳しいことを言いますが、それでも芯はやわらかく、優しくあろうと思い直すきっかけになった出来事が、この「叱る」という行為でした。

新たな問題

板書の量を意識的に減らしたので、ちょっと心配なのは生徒の知識定着の度合です。かなり要点だけをおさえているので、追い付けていない生徒もいると思います。特に私の授業はトークに重点を置いているので、しゃべった内容が右から左だとなおさら……。だから練習問題を作成して随時確認すること、そしてノート指導を徹底することを行います。それと並行して、複数テクストの読解を実施して多角的に批評することも実践していく予定です。今読んでいるのは科学論なので、京都大学などの科学論を教材にして1~2時間使って深めていく予定です。ちょっと巻きすぎました。時間数をタイトにしても定着しなかったら意味がないので、理解を深める時間を作るつもりです。

リフレクション活動について

私の授業で実施している「リフレクションシート」も、多少改変することになりました。160字のマスを作って、論述・批評する力を養成するためのものに進化させています。生徒は「論述」と聞くと身構えてしまって、なかなかうまく書けない……ということがあるようだったので、評論文の授業の中の1時間を使って「論述の書き方」として「要約の仕方」「意見をまとめる方法」を指導しました。

これからも徹底的に「書く」ことを練習していく予定なので、毎週160字書くことを実践しています。そしてTwitterで「今、ここで」という実践を教えていただきました。これは「授業の時に思っていることを言語化し、全体で共有する」というもので、生徒との信頼関係を築くために使われるものだそうです。残り3か月ですが、生徒と仲良くなりたいので、単元末にでもお題を決めてこの「今、ここで」の実践をしてみたいと思いました。リフレクションでの成果を知っているので、これもきっと生徒に響くものがあるのだろうな、と考えています。肝心なのは「全体に還元し、共有すること、教師が生徒の成果物を読んでいることを知ってもらうこと」だと思うので、なんとかすべての授業が終わるまでに少しでも「私は信用できる教師だ」と感じてもらえたらうれしいな、と。

できるだけ多くの生徒に「実りある授業」を提供していきたいですね。頑張ります。最後に今週の反省ノートを。それでは、また。

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