【日銀】デジタル通貨のPoCへ

日銀は、来月からデジタル通貨の実証試験を国内でおこなうようです。

デジタル通貨は、改竄が難しいと言われるブロックチェーン技術を活用して発行され、日銀が管理していくことになりそうです。

そして流通には、間接型と言われる形体となるでしょう。

間接型とは、
日銀が民間銀行や仲介業者にデジタル通貨を発行し、彼等を通して個人に流通する形体の事です。

逆に直接型と言われる形体もあり、これは日銀が仲介業者を通さずに直接個人にデジタル通貨を流通させる形体です。

ただ、直接型は「現在の日銀と民間銀行の関係構造」を著しく崩壊させる形体となるため、間接型が有力視されています。

また、日銀が単独で人口1.2億人の口座を管理することは事実上不可能でしょう。

デジタル通貨が発行されると、銀行はもう終わりだー、という市販の本を最近よく見かけますが、完全に鵜呑みにしてはいけないです。

社会的インパクトが大きいタイトルで読者を惹きつける為にすぎません。

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