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祝11万部突破!天花寺さやかさん著「京都府警あやかし課の事件簿」4巻のご紹介

おはようございます、上田聡子です。

今日は天花寺さやか先生の「京都府警あやかし課の事件簿」4巻が9/9に発売されたことにあたり、ご紹介記事を書かせていただけることになりました!(さやか先生には許可いただき済です)

4巻~!もう読まれた方にはおわかりかと思うのですが、ぶ厚い!そして、とっても切ない巻でしたね…!

でもまずは、読まれてない方のために、こちらの記事を先にご紹介します。私が書いた、あやかし課の事件簿1~3巻のご紹介記事です!

さて、なんといっても四巻の目玉は、キャラ紹介ですよね!主人公の古賀大(こが・まさる)ちゃんや、あやかし課のエース坂本塔太郎(さかもと・とうたろう)さんは、いままで表紙に登場してきていたのでビジュアルがわかりやすかったですが、それ以外のメンバーも、ビジュアルが明らかになりましたね~!

キャラ紹介は、4巻の初版に入っているのですが、あやかし課の特設サイトでもご覧になれます。ショウイチ先生の描いたキャラクター、みなさん素晴らしいからぜひチェックですよ!

そうしてなんといっても、1~4巻がそれぞれ春夏秋冬に対応していて、これで四季がひとめぐりしました。表紙を並べると美しさにほくほくします!

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画像、ちょっと暗いかな(;^_^A すみません。

で、それで、ここから4巻のご紹介に入ります。ネタバレ避けていますが、読みたくない方は、はい回れ右!

第一話「湖国での年明け」

琴子蕎麦食べたい、から始まる第一話。大晦日の八坂神社の「をけら詣り」「をけら火」の風習など、「ああこういう京都の伝統を知れるのがこの物語の魅力なんだよな、って思いました。大の力の源である、滋賀県の日吉神社にご挨拶に行くことになった大と塔太郎。好きな人の助手席がときめくのわかりすぎる。神猿の杉子さんの貫禄よ。山王七柱の神々、そういう知識を知れるの楽しい。この巻通してなんだけど第一話も、まさるの活躍がすごかった!

「幕間 一」

ここ、明かせないんだけど大変なことが起きて、すごくハラハラする。大ちゃんと塔太郎さんの間に大きな障害が…

第二話「伏見のお山と狐火の幻影」

稲荷神社の裏参道にある「総本家 いなりや」さんのきつねのお煎餅、いつか食べてみたい。あやかし課隊員もお手伝い、お疲れ様です。本調子でない塔太郎を、みんな心配してる。朝光ケン、朝光ジョーの双子兄弟、インパクトあるな(笑)あやかしの子供を補導するお仕事まであるのだなあ。総代くんの戯画の技、かっこよすぎ。そうか、栗山も女性がときめくほど「顔立ちがいい」のか…(笑)まさる、ピンチ!ひよりさんから見た、大と塔太郎と総代の関係、とは。大と塔太郎の関係に、少し辛い変化が。

「幕間 二」

塔太郎の苦悩が伝わってきて、ただただ切ない。

――こんな感じで、4巻の物語は進んでいきます!第三話と第四話についても、言及したいし感想を述べたいのですが、ここからは物語が最高潮に盛り上がるところで、読む方の楽しみを奪ってはいけないと思うので、書きません。

ざっくり言いますと、第三話はなんと、京都の松ヶ崎で行われた舞踏会の再現に、大たちが招待される、というお話で、大ちゃんも素敵な衣装で登場するのですが、この三話、もーのすごくせつないです。総代くんの魅力も、ますます増えて、大ちゃんをめぐる恋模様もどんどん緊迫していく感じで。てか、総代くんかっこいいですよね!?玉木さん推しだった私ですが、どっちを選んだらいいんですか!?(逆ギレ)(どっちもおまえのじゃない)舞踏会会場の島村邸の内部の装飾などの描写がほんとうにすてきです。

「幕間 三」

塔太郎の大ちゃんを見ている切ない事情ありの心情。真面目なんだなあ、塔太郎さんは、本当に、切ないほどに。そしてその真面目さが、大ちゃんが惹かれる理由でもあるのだろうなあ。

第四話については、もうね、これはね、最後まで一気読みしかないですよね。あのね、✖✖が〇〇に、なっちゃうのです。これはとっても大変なことなんです。わからん!という方はいますぐあやかし課を1巻から買いにいきましょう。大ちゃんが、あやかし課に来る前の過去のことも、少しずつ明らかになっていきます。そして、まさるの、大の先輩に対する感情も。みんな少しずつ大人になっていくなあ(母親目線)

いや――振り返って読んでみて、今回ものっすごくせつなかった。

あやかし課には可愛いきゅん、がいっぱいあるのですが、甘酸っぱいとかを通りこしてとにかくせつなかったですね。

そしてこの分厚さよ…本当に、さやか先生尊敬します。

というわけで、京都府警あやかし課の事件簿、みなさんぜひお手元においてみてくださいね!


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