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月と自己肯定感について、ふたたび。

占星術で月は心や心理を表します。

何年か前、マドモアゼル・愛先生が

「月=欠損」

と言われていて、最初びっくりしましたけど、よく考えるとすごく腑に落ちたました。

月は生まれて最初に獲得する感覚、その人の本質、感情、内面であり、成長してく段階でできてくる社会的自己(太陽)と乖離してたら辛いんだけど、でも、普通に社会で生きるにはやっぱりそこは乖離せざるをえない。

特に30代、40代は仕事や家族のなかで役割を担うことで本当の自分のままで生きられる人はむずかしいんじゃないかと思います。

そんな年齢を経て、私は50代になって、もう本来の自分に戻ってやりたいことやってもいいかな、という気持ちになってきています。

そうすると毎日歌ったり絵を描いたりして遊んでいたくて、仕事する気がないのが問題なんですけど。

UnsplashのJordan Sterankaが撮影した写真

話がそれましたが、月が明るくで吉星のアスペクトなどもあり強い人は自己肯定感が高いので、それだけで生きやすいんですけど、

先日、友達と話してて自己肯定感の話になって、

「ゆきさんって、自己肯定感、高いか低いとかじゃなくて『ない』よね?」

と言われて、なんかそれいいな、と思っちゃったんです。

私は自己肯定感が高いか低いかで言ったら低いし、だからこそ仕事をはじめ、何でももやるときは努力してちゃんとしよう、と思ってやってきました。ふつうにやって自分がひとより秀でていると思えないんですもん。

人と比べて自分を向上させることもだいじな経験だと思うけど、


でも、そもそも自分を否定も肯定もしなくていいんじゃないかな。

そこにあるのが、そのまま、自分なわけだし。

と、思った

52歳の冬のはじめでした。




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