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JICAだからって頑張りすぎてた日記

ちわっす!JICA海外協力隊でタイに派遣されております!
美容師隊員のホシムネです!

私、ずーっと1人で活動してるんです。
全然経験のない「先生」を、1人でやってます。
毎日5時間半っす。そんな活動なんです。

詳しくはこちらをどーぞ!↓


私って、「海外生活イェーイ!」ってJICAに申し込んだんですよね。
コロナ禍だったし、ワーホリに行く貯金も無くなってしまい、
でも、海外生活は今のうちにやっておきたい!
え?JICAやて??美容師あるの?
お金かからへんの!?むしろ、貯まる…!?

よっしゃ、行くしかねえ!

てことで、ありがたく合格して、今に至るわけですよ。

でもさ、自分の技術を使えるから選ばれたと思ってるじゃないですか。
私、こう見えて美容師の仕事は大好きなんです。
天職だって、思ってます。
自分の人生でやってよかったランキングは1位は
絶対に、美容師になったこと です。
ちなみに2位はピアスを開けたことです。

それくらい、この仕事にプライド持って愛を持ってやってきてますんで、まあ多少なりとも役に立ちたいじゃないですか?

だから、美容クラスを1人で任されるってわかって、
「美容師の楽しさを伝えたい!」
「技術があることは自分を助けてくれるってわかって欲しい!」
「日本の高い技術を教えねば!」

って、意気込んでたみたいなんです。今思えばね。

でも何度も言いますが、私には
人に教えた経験もないし、
海外生活の経験もないし、
タイに来たこともないし、
こんなルールいっぱいの組織(JICA)に所属したこともありませぬ。

そんな日々生きるのに必死アラサー女が、
いい授業なんて、できるわけないんですよね〜〜
言葉だってままならないのに、もうトラブルトラブル、トラブルの連続でもうやだ〜〜って定期的になってました。

てことで、目標をググッと下げて
「子供達が将来を考えるきっかけを作る」
ってことで、活動計画を立てました。
多少サボられようが、「まあ美容師育てるんちゃうしな〜」って思って過ごすようにしてました。
理想は低く!求めない!欲しがりません!私からは!
をスローガンに掲げる日々でした。

でもね、それでもじわじわしんどいんですよ。
目の前で寝てる子供達を見ながら、

「私、何しにきたのかね、こんなことがしたかったんだっけ?」
「というか、私何がしたかったんだ??」

って思うことがじわじわ増えました。

なかなかうまくいかない授業と、うまいことサボる子供たち。

いつの間にか私は
「楽しい海外生活を送りにきたのに、求められるハードルが高すぎる!」
「1人でタイギャルズ相手になんてきついよお!」
「私の理想はもっと低いのに!」

って、低い理想と高い現実の、
逆ギャップ現象に悩まされました。

でもね、ある日、思ったんです。

「現実ってそんな高いのかい?」

なんか、勝手に求められてると思ってたけど、
別にそんなことないんじゃね??

難しい技術も教えなくていいし、
美容師育てなくていいし、
毎日、子供達が教室に来て、
問題なく1日が終えられて、
まあちょっとシャンプーなりドライヤーなりが上手くできれば、
もう十分じゃね??
それにプラス、私は猫を膝に抱えて、なでなでできればいいんじゃないの!
だって私は「海外生活がしてみたくて、来たんだもの!」

って、いったん下げた目標を、もーっと下げてみました。
もうハードルなんかじゃなく、これ段差?くらいの高低差にチェーーンジ!

猫に会いたい90%と、まあ行っとくかの10%で過ごす日々。
側から見たら、もう帰国したら?
って思われるかもしれない。
なんなら、帰国しようとしてました。結構本気で。

でも、そんなハードル下げた頃から
子供達が頑張ってくれるようになりました。
私のタイ語も追いついてきたのか、ダメなことはダメ。ってわかってくれるようになりました〜〜

ここまで来るのに1年ちょっとかかったけど、
所詮私はボランティア。
居てもいなくても、世界は回るのです!
JICA隊員として、タイにいる私の処世術。
大好きな仕事のことだから、頑張りたくなっちゃうけど、
今はそうじゃない。今じゃないんだな。
だから、頑張りすぎない。ハードル上げない。
理想なんて、低くていいんだから!

(なんか上手く書けないなあ、むず)


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星宗果歩 | JICA海外協力隊23-2 美容師| 旅する美容室【ナガレボシ美容室】
多拠点美容師を目指しております。私からお客様に会いに行けるnewスタイルを作りたい!よかったらサポートお願いします🥺