ひとつの看板からプロを学ぶ《ナガレボシ美容室》
こんにちは!
旅する美容室《ナガレボシ美容室》です。
北海道に来ると、いつも何かが起こります。
前回の阿寒町ではこの《ナガレボシ美容室》の名前とロゴ。
そして、今回は、、、
看板でーーーーーす!!!!
作ってくれたのは、八雲のお隣、森町の地域おこし協力隊のけんちゃんです!
八雲でお手伝いさせてもらっていた廃校リノベーション活動。
そこで出会ったのが、こちらのけんちゃん。
けんちゃんは物作りが得意で、何でも作れるとのこと、、、!!
星宗、ひらめいちゃいました。
『看板作って〜〜〜♪私、髪切るから、看板作って〜〜♪』
「ちょっとリモコン取ってー」「そこのお茶とってー」のノリで言ってみた。
いや、言ってしまった。つい出来心で。
((でもよく考えたらすごく失礼じゃね?
学生だったらまだしも。プロでやってる人に。
これでお金をもらって生きている人に、何をめちゃくちゃ軽いノリで頼んどるねん、星宗ぇぇぇぇえ!!))
と星宗心の声。
『いいですよ〜』
と、二つ返事のけんちゃん。
え、いいの!?ほんまにいいの!?私、すぐ本気にするで!?冗談通じひんで!?
ということで、けんちゃんが看板を作ってくれました。
『なんか、レトロな感じで。』
『大きさはこれくらい?(手で四角を作って表現する雑さ)』
『あんまり大きくなくて、、、とりあえずいい感じに!!』
と、いう恐ろしいほどに雑な説明。
ロゴのデータを渡して、終了。ほんの1、2分のこと。
すれ違いざまにバーっと伝えて終了。
そうして1週間ほど。
仕事の合間に作ってくれたのがこちらなのです。
完璧。perfect。100点満点、いや、120点。
理想。いや、理想以上。
、、、最高すぎるで!!!!!
サイズ感、折り畳めて自立するデザイン。
色味、文字の大きさ。
あちこちに散りばめられたけんちゃんの気遣いとこだわり。
外でも活動することを想定して塗ってくれた防腐剤。
しかも色が暗くならないように、塗り方にもこだわってくれたり。
板2枚をつなぐ部分は紐ではなく、レトロ感を出すために針金。
その針金もすぐに外れないように角度を工夫してくれている。
ああ、これがプロなんだな、と心の底から感じました。
お客様の要望に応えるだけではなく、
それ以上を読み取る。
その人のことを考えて、想像して、
本人でさえも気づいていないニーズに応える。
けんちゃんは本当のプロです。
けんちゃんにお願いして本当によかったああああ!!!!
同じ技術職として、いっぱい学ばせてもらったなあ。
ニーズの読み取り、こだわり、それを伝えられるトーク力、、、
最高やんけっ!!
こうして、星宗は看板を手に入れた!(ポケモン風)
←久々ですねっ!!!!!
✈︎
帰りの飛行機、
スーツケースとリュックを預けて、私の手元にはトートバックと茶色の袋。
畿内ではトートは座席の下に足で押し込み、膝には茶色の袋。
中身はもちろん、看板です。
もう少しで隣の空いている席でシートベルトをつけるところでしたが、
おじさんの目が怖くてやめました。
ほくほく、ニヤニヤしながら看板を両手で抱えて空へと飛び立ちました。
やっぱり旅は面白い。
阿寒で頂いたロゴを、八雲で森町のけんちゃんに看板にしてもらう展開。
誰が予想したでしょうか。
もう次の旅に出たくなっています。
この看板とハサミを持って、どこへでもナガレていけそうです。
けんちゃんにはしっかりカットをお礼しました。
配信もしながら、インタビューもさせてもらったので、
またカットライターしますね!
面白い話めっちゃ聞けたなあ〜
(喜び溢れまくり星宗を添えて。)
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