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noteはじめました~法社会学研究会とは~
noteを始めることにしました。よろしくお願いします!
法社会学研究会(通称:法社研)は、東北大学法学部の自主ゼミ(学生主体で活動するゼミ、勉強会)です。
今回は、法社会学とはどんな学問なのか、法社研はどんな活動をしているのかを中心に書いていこうと思います。
<注意>時々追記しています。
1. 法社会学とは?
デジタル大辞泉(小学館)の定義としては次のように書かれています。
法を他の社会現象との関連において考察し、法の機能・構造などを社会学的な方法・理論により経験科学的に研究しようとする学問。
これで理解するのは難しいので、もう少し噛み砕いて説明しましょう。
あなたは社会問題や時事問題と聞いてどんなことを思い浮かべますか? 例えば、ブラック企業、過労死、気候変動、原発、虐待・DV、ジェンダーなどなど様々なことが挙げられるでしょう。このような実際に社会で起こっている問題に法がどのように関わり合っているのか、どのような課題があるのかといったことを探求していくのが法社会学です。
ここで、「法」というのは、法律や判例だけを指すのではなく、私たちの暮らしを取り巻く制度やルール・慣習などの規範も含まれます。この点を深堀りしたい方は、渡辺洋三(1998)『法とは何か 新版』岩波書店などを読んでみるとよいでしょう。
法社会学において取り扱うテーマは多岐に渡ります。そして、より現実にフォーカスした問題を取り上げるという点で、判例や学説を中心に学習する法学部の講義よりも、より変化の著しい新しい分野と言えるかもしれません。そういう意味では、授業より深いかも?
追記:こちらもあわせてぜひ↓(2021/4/11公開)
2. 法社研ではどんな活動しているの?
①ディスカッション
半期のテーマを話し合って決めます。そのテーマに沿って、どんなトピックを取り扱うかを決め、担当者を割り当てます。担当者は、トピックについて図書館やインターネットで調べ、レジュメにまとめます。そして、ゼミ活動の日に発表して、みんなで自由に質問や意見を出し合います。
②フィールドワーク
普段のゼミ活動などを踏まえて、より深く知りたいことについて調査を実施します。現場でご活躍されている方々、行政機関、大学教授などにお話を伺いに行ったり、アンケート調査を実施したりします。
具体的にどんな活動をしてきたのかを知りたい方は今後アップする他の記事もチェックしてみてください!
3. おわりに
いかがでしたか? 初めての投稿ともあって、かなりかしこまった書きぶりになってしまったような気がします。法社研のことを少しでも知っていただけたらありがたいと思います。
ご感想、ご意見、ご質問、書いてほしい記事のアイデアなどがありましたらぜひ教えてください。
お読みいただきありがとうございました!
それではまた!