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🇫🇷フランス旅行記 2024年3〜4月 3

前回は友人の誕生日パーティまで綴ったので、今回はストラスブールやコルマールに行った所を書いていこうと思う。

3/30(金)19:00から3/31(土)05:00過ぎまで、フランス式ホームパーティの洗礼を受け、疲労困憊になりつつ、皆そろそろ寝るか…という雰囲気になったので9:00に起きる約束で各々部屋に移動して眠った。(7:00に眠い中、無理やり起きて風呂に入ったので寝不足が極まっていた)

ホームパーティでは2時過ぎに何組か帰り、最終的に友人宅に泊まったのは5人だった。
夜中に飲み食いしたのに、朝起きて皆コーヒーとクロワッサンを食べていたので「フランス人だなあ…」と胸焼けした状態で見ていた。

友人も朝まで騒いでたのに、10時過ぎには出発出来る状態になっていて、私を含め他の友人も車に乗せて運転していたからタフだと思う。(数人はランニングして帰って行った)
駅でまた数人の友人と別れ、最終的には運転してくれている私の友人とストラスブール近くのサヴェルヌに住む友人と3人で彼の家に向かった。

ナンシーから出発する間、ずっと喋っていて元気だなあと思いつつ、運転してくれている友人への気遣いなのかなーと思った。
大体話す内容は経済とか政治、歴史の話だった。
サヴェルヌの友人は歯医者だそうで、フランスだと脳外科医とかがトップで自分みたいな歯科医はそんな給料良くないけど日本はどうなのかとか日本の歯科医で根管治療(?)で有名な人いるけど、彼のこと知ってる?とかそんなことを聞かれたりした。

ナンシーからサヴェルヌに近づくにつれて街並みがどんどん変わって行って、建物がドイツ風になって行ったのが印象的だった。
街から街の間は牧草地や葡萄畑が広がっていて、とても綺麗な景色だった。

サヴェルヌの友人の家に着き、お邪魔すると彼の奥さんと子供と飼い猫がいた。

サヴェルヌの友人の家の猫。でかい。

子供は生まれて1ヶ月と言っていた。
日本だと子供が1ヶ月だとまだ他人に合わせたりしないと思うが、意外と寛容なのだなあ、と思った。
2階に3部屋あり、私と友人に一部屋ずつ貸してくれた。友人の部屋は、来年、娘の部屋にするからとDIY中でファンシーな部屋だった。
(友人は軍人でイカついのでギャップに笑ってしまった)

荷解きをして、お昼をいただいてからストラスブールへ出発。
お昼はパスタだったが、皆パスタをナイフで切りながら食べていて衝撃を受けた。

ストラスブールに着き、大聖堂の方は向かったが行くまでの街並みは割と近代的だった。

Homme de fur
メゾンドカメルツェルで夜食事をした

友人にシャークルートを食べたいとリクエストを出していたところ、ここの店を予約してくれた。
店の向かい側にはノートルダム大聖堂があり、その大きさに圧倒された。

中に入るには人が多過ぎて、ひとまず大聖堂の向かい側にあった美術館へ行った。
その後、人が減ってから大聖堂の見学をした。
大聖堂の上まで登れるツアーがあったが、締切時刻になってしまっていたので泣く泣く諦めた。

ストラスブールのノートルダム大聖堂
キャンドルの灯火が幻想的

大聖堂の中は流石の観光地といったところで、観光客が凄かった。
フランスの教会にはこういったキャンドルが沢山あったが、いくらかご寄進するタイプでお寺の線香みたいな扱いだった。

大聖堂の中にある天文時計

天文時計も本当に細かくて素晴らしかった。
未だに現役で動いているというから驚き。

コウノトリのモチーフが街のあちこちにある
街中に年中無休のクリスマス専門店があった
シュークルート

初めて食べたシュークルートは1人では食べきれず、泣く泣く残すことに…でもザワークラフトは本当に美味しかったし、豚の血のソーセージも鴨肉もとても美味しかった…。
もっと若い時に来てたら食べきれていたかもしれない…。

夜にまたサヴェルヌの友人の家は戻り、友人達と少し会話してその日は就寝。

翌朝は7時に起床し、その足でオ・バール城へ向かった。
オ・バール城はアルザスの廃墟城の一つだそうで、その日は雨が降っていたこともあり雰囲気があった。

オ・バール城

山の上で霧がかってることもあり、まさにダークソウルの世界観といったところ。

途中で寄ったワイナリー

その後は道すがら、寄ったワイナリーでワインを3本程買った。
買う前にティスティングもさせてもらえるのが良かった。
ティスティングさせてもらって美味しかった、リースリングとゲビュルツトラミネール、ピノノワールを買った。
ゲビュルツトラミネールの発音がうまく言えず、友人に笑われたりなどした。

オーケニグスブール城
武器庫みたいな部屋
オーケニグスブール城から一望出来る景色

ワイナリーの後はコルマールへ向かいつつ、途中にあるオーケニグスブール城へ。
こちらは廃墟城ではなく、ちゃんと観光名所として有名な感じの城だった。
規模感もオ・バール城よりあって、まさに中世のお城という感じ。
騎士達が集まって食事を取る食堂や武器庫など様々な部屋を回った。
当時の大砲も鑑賞することが出来た。

建物も街並みも全て可愛いコルマール

コルマールは美女と野獣やハウルの動く城の舞台とも言われている街。
(美女と野獣はエギスハイムだったかも)
建物はストラスブールとそんなに変わらないんだけど、建物の色がカラフルで華やかで街全体がとても可愛らしかった。

タルトフランベ

タルトフランベもアルザス・ロレーヌ名物とのことで、友人と一緒に食べてきた。
薄いピザのような感じで、とても大きいけど1人で食べて丁度良いくらい。
上にりんごが乗っているスイーツ系のタルトフランベも食べた。

ちょうど4/1だったのでイースターのお祭りをしていた

コルマールに行った日がちょうどイースターの日で、お祭りをしており、町中に動物がいた。

昼過ぎになりナンシーへ戻るため、コルマールを後にした。
ナンシーに帰ると、友人の実の父とお兄さん、弟さんがルクセンブルクから友人の誕生日を祝うために来ていた。
家族団欒にお邪魔させてもらって、フランスの家庭はこんな感じなんだなあというのを経験させて貰った。

そんなこんなで4/2になり、友人の母とパリに行く日になった。
パリの話は次で綴りたいと思う。(希望)

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