未来を見つめ直す
2022年に転職活動を挫折した時期から2年くらいが経過した。
さて、2年経って、体調はどうなのか。
というと、さほど変わらず、小康状態ではありつつも調子を崩す時がたびたびある。
ただし、今年から部署が異動になり、調子を崩す頻度は減った。というのも、通勤時間が約1時間くらい短縮されたからである。
通勤時間というのは意外にも?(あたりまえに?)大きなストレスであり、前の部署では満員電車に30分揺られ、その後乗り換え…であり、そもそも朝、起きてから出勤するまでに大きなハードルがあった。
それが今、余裕で座れる電車に10分。なんと10分!しばらく通勤していまだに感動を覚える。なんと快適な。
でも、それでも、調子を崩すことはある。だいたいがフラッシュバックと、それに伴う希死念慮だ。
今後一生ストーカーの奴のことを思い出しては苦しくなるのかと思うと、死んだ方が良くないか?となるのだ。
このままこの組織にいて、果たして、症状がなくなる日なんてないのではないか…?そんな気がしてきてしまう。ええ、こんな、奴のこと気にして一生生きていくなんて、嫌だ!と思った。
そうだ、仕事辞めれば万事解決なのでは?…いやでも、生活のお金はどうする?…と頭の中は堂々巡り。
そこで、今後どうやって生きていくか、本格的に見つめ直そうと考えた。
まず前提として、今の仕事は辞めること。
(いつ辞めるかまでは決めていない)
次に、何かしら仕事に就くこと。でも転職活動はしたくないし、利益を追求したり、コスト削減のために無理をしたりする資本主義的な働き方も苦手だ。
となると、非正規雇用か起業かフリーランスか。パートや派遣が現実的といえば現実的…??
お金の話なので1人では決められない。
夫に相談してみると、仕事なんていつでも辞めていいよと。なんで優しいんだろう。(でも多分お金のことは考えていない)
お金のことはどうするの?と聞くと、そうだ、本屋やってみればいいじゃん、といきなり言われた。
そうか、本屋、私のやりたいこと、好きなこと。たしかに本屋をやって食べていけたらそんな夢のようなことはない。割と近くに新しい個人経営の本屋さんもいくつかできている。
でも、ノウハウも経験もないしどうするの?そもそも新刊の本屋?古本屋?どんな本屋?ら
子どもはどうするの?と課題は山積み。本屋をやりたい気持ちはむくむく湧いてきているけれど、いかんせん今の段階では雲をつかむような話で現実味がない。
こうだらだら書いてきたけれども、結論はまだ出ていない。でも、一度仕事を辞めると決意したら、まだいつ辞めるのか、それが1年後なのか10年後なのかもわからないのに、辞めた後どうするか決まってもないのに、急に心のもやが晴れたような気がする。案外、このまま定年まで勤めちゃったりして。。。なんて。
結局のところ、未来を見つめなおすことですぐに結論はでなかった。当たり前かもしれないが。でも、ずっと過去のトラウマに囚われていた自分が、ようやく未来の自分の人生を考えることができるようになったのだから、これは一番の収穫と言えるだろう。
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