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最も重要なことは、「学校というのは、居場所なのだ」ということ

学力とか、規則とか、教師がどうだとか・・・。
そんなことよりも、最も重要なことは、児童・生徒にとって、「学校というのは、居場所なのだ」ということである。

この点は、保育園・幼稚園から、義務教育学校はもちろんのこと、専門学校などについてもすべからく同じである。

付け加えて言うならば、職場もまた居場所であることに変わりない。

この点を本当に理解しているならば、大抵の「登園をいやがる」「不登校」「早期退職」は防げる。

「居場所」とは正確に言うと、教師が何かを児童・生徒に課している時以外帯を除く時間帯のことである。

もっとも、クローズアップして言うならば、学校の居場所とは、「休み時間などの児童・生徒だけで過ごす時間」のことだ。

この時間帯が、「いかに気持ちよく、楽しく過ごせるか」で、学校の居心地は決まる。
それで、大抵の「不登園や不登校」、さらには「いじめ問題」なども改善される。

例を挙げるならば、幼児期や小学校低学年などには、先生が遊びを提供すればいい。端的に言うと、一緒に遊んでやればいい。
忙しいならば、いくつかの遊びを教えて、遊び方の約束・ルールを作っておいてやれば、自分たちでできるようになる。
「保育園や学校は、みんなで楽しく遊ぶところなんだ!」という刷り込みがなされていく。
だから、もっともっと、学校や教室に、遊ぶものや材料、道具を増やすといい。

小学校高学年以降は、皆が大好きな、ゲーム(ゲーム機器とソフト)を使うといい。
ゲームは、小学生と90歳ぐらいの年寄りが一緒に遊べる手頃なアイテムなのである。
「ゲームなんか!」と堅いことを言ってはいけない。
ゲームから、いろんな人間関係が発展して、学習や仕事にも派生する可能性が出てくるのだ。
何より居場所が活性化する。
そこから、外で出来るミニ・サッカーやゲートボールなどの外遊び、さらにはハイキングや山のぼり、釣りなど、あらゆる人間の活動へとつながる可能性がせてくるのだ。

「問題が起きるから」とか「管理できないから」などという管理者は、子どもや若者の将来や可能性、さらには貴重な人生の時間をも奪い取っているだけなのだ。






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江島 達也/対州屋
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