いじめと不登校、ひきこもりを克服するには
◎特別扱いしないこと。その他、「子ども扱い」など「 ~扱い」しないこと。
◎リスペクトすべき存在として接すること。
この2つです。
「なんだそれ」と思われるかもしれません。
しかし、この2つが身近な家族、保護者ができていないことが大半です。
私の旧友は、子どもをやっと授かって、その子が小学校に上がる時に、「何かあったら心配だ」「後で後悔するよりはいい」と言って、毎朝登校する息子の後をつけました。そんなことをすると、逆効果で後に不登校にでもなって、我が子を苦しめることになります。
SNSで知った人は、障害のある息子さんがいて、とても心配して世話をやかれています。
息子さんはそれをいやがっているのですが、可愛さ余ってか、一方的に続けています。
例えば、職場体験があれば、見に行ったり、試験があればお弁当に海苔で漢字を作って毎日それを続けるとか。
そんな親、保護者の行為・態度は、「子ども扱い」という偏った扱いであり、子どもの尊厳を深く傷つけ、自立を妨害するものです。
それでいて、「原因は他の子や学校の対応にある!」と憤慨するのです。
確かに引き金はそうなのかもしれません。
しかし、人が社会で力強く生きていくには、それぐらいの逆境ははねのけていかねばならないし、そういう力強さを人間は必ず内に秘めています。
それを親や保護者が妨げているのです。
子どもを「一人格がちゃんとあり、尊厳を持った大人と同じ」人間として見て、「子ども扱い」や「問題児扱い」「弱者扱い」など、一切しないでください。
ひと月でも、そういった観点で子どもに接していけば、必ず何かが変わってくるはずです。
いいなと思ったら応援しよう!
※「チップ」は有難く拝受させて頂きます。もし、この記事が多少でも役に立った、或いは「よかったので、多少でもお心づけを」と思われましたら、どうぞよろしくお願いいたします。贈って頂いたお金は1円たりとも無駄にせず大切に使わせて頂きます。