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ウリ科野菜全滅

梅雨とはいえ、あまりの降雨量の多さに土砂崩れしないかとヒヤヒヤする山暮らしの毎日です。

雨の合間を見て畑の見回りもしております。恵の雨ともいいますが、ここまでの湿度や叩きつけるような雨は野菜にとっても水害になります。

今朝も裏山(車で10分)の畑に行くと、畑の中に普通にカモシカがいて食事中でした。

「やられた」

裏山の畑は、何度もカモシカに入られているので、ネットを張っておきながらも、カモシカが今まで食べなかった野菜しか植えてませんでした。

ウリ科の野菜(キュウリとかカボチャとかズッキーニ)は、葉っぱが美味しくないのか、うぶげがチクチクするからか、食べられたことがありませんでした。

でも、今朝は、すっかり食べられて葉っぱが無くなり丸裸になっていました。ここまで育てたことが一夜にして意味のない、いやここまでのコストを考えるとマイナスのことになってしまいました。

相手が天然記念物のカモシカでは、怪我をさせるわけにもいかず、ただ去っていくのを静かに見送ることしかできません。普通にネットをなぎ倒して出ていきました。

これ以上に強固な防御をするには、お金か手間がかかり過ぎて、野菜を育てたくらいじゃ回収できません。

荒れ果てた土地がやっと土が良くなって畑に適してきましたが、結局放棄するしかないのかもしれません。


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