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黄身の色は

ウチの農園の卵の黄身の色は、薄い黄色=レモンイエローといったところです。現在、一般的に流通している卵の黄身の色=オレンジがかった黄色に比べると薄い色のため、「白っぽいけど大丈夫?」と言われちゃうことがあります。

もちろん、大丈夫です。黄身の色の濃淡では味や鮮度には違いはありません。

前にも少し触れましたが、黄身の色は与える餌によって変わります。流通量の多い一般的な卵を産んでいるニワトリは、トウモロコシを主原料にした餌を食べています。飼料用のトウモロコシは、僕らがよく食べるスイートコーンよりもオレンジがかっていて、その色素が卵の黄身に出てきています。更に飼料にマリーゴールド やパプリカを混ぜることで鮮やかなオレンジや赤色に近い色になっているものもあります。

ウチの農園では、地域でとれたお米を主体にした自家配合飼料をニワトリに与えています。お米には殆ど黄色の色素がありません。ただ、野菜や草も与えてますので、そこからの色素でレモンイエローくらいの黄身の色になっています。知り合いの農家さんにニンジンやトマトの規格外を沢山もらった時などはかなりオレンジ色になることもありますがw

餌へのこだわりは、また別の機会に書きますが、味や栄養に差が出ないのに卵の黄身の色だけのためにパプリカやマリーゴールド などを加えるのはどうなんだろう?と思っていて、今のところレモンイエローの黄身の卵として販売しております。

とはいえ、見た目も美味しさに影響を与えるといえばその通りです。ウチのような自然なレモンイエローの黄身の卵と鮮やかなオレンジの黄身の卵。それぞれの人の好みや用途によって選択していただければいいのかなぁと考えています。

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