AIと創造性
2024年10月1日発行、雑誌『美術手帖』のテーマは「AIと創造性」だった。
「書く」を生業にしている私にとって、生成AIの隆盛は無視できない。「おれにしか書けない文章がある」というちっぽけな自負は、テクノロジーの大波に晒され、刻んできた足跡を軽々と均してしまう。
アーティストの村山悟郎さんは、2015年からAIを取り入れた作品を発表し続けている。雑誌のインタビューでは「AIの監視というシチュエーションが、新しい抵抗文化の創出を促しうる」と答えている。AIの監視、新しい抵抗文化、どれも聞き慣れないワードだが、AIと創造性を考える上で、私のちっぽけな頭だけではどうにも処理できないから、実践者の言葉を借りながら、思考を深めていきたい。
「AIなんて、きれいさっぱり忘れられてしまえばいい」
なんて、結論づけている私だけど、いまいちどAIの可能性を感じてから、再び持論を展開したい。まだまだ材料が少なすぎる。取れ高が十分でないのだ。学習しないと。
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